“かん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カン
語句割合
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嗅覚0.1%
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感覚0.1%
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棺槨0.1%
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直感0.1%
石油罐0.1%
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軍艦0.1%
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𨣉0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、露子は、いうにいわれぬかしい、じがしまして、このいいのするオルガンはってきたのかといました。
赤い船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
勿論、そのの気合いは支那人のそれとはまるで正反対であるとしても、事実に現われた結果は極端と極端の一致で同じことになる。
のせいで、そんないやがらせをなさるんでしたら、もういっさいそまつな口あききませんから、あしたの朝にしておくんなせえましよ
尤も俊亮の前だけには、正木のお祖母さんの気づきで、小さなお盆に、徳利と、盃と、塩からのはいった小皿とが残して置かれた。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
鈴木君はこいつ、この様子では、ことによるとやり損なうなとづいたと見えて、主人にも判断の出来そうな方面へと話頭を移す。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その森の梢にはたくさんのが棲んでいるが、三十日のあいだは皆んな何処へか立ち去って、寒が明けると又帰って来る。
半七捕物帳:68 二人女房 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それは丁度午前十時半ごろだった。この時刻には、流石の新宿駅もヒッソリとして、プラットホームに立ち並ぶ人影もらであった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ふとみると、本堂のまんなかに、死んだ人を入れたが、ふたをあけたまま置いてありました。まだお葬式がすんでいなかったのです。
いよ/\お糸は津志田家へ入り込むことになつたが、奧方のお高樣は、女のの良さで、どうしてもお糸を嫁にすることを承知しない。
レールを二本前の方にぎ足しておいて、鉄のに似たものを二つ棺台のにかけたかと思うと、いきなりがらがらという音と共に
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二人の話の途切れに……すぐ近くの杭のから、またしても、さっきのだかい赤子の泣き声が、水谺をよんでいた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はなはだばしからぬ状態にあったので、フランス本土からわざわざ審査に来た小児医は、ただただ鼻をおおって閉口するばかり。
ち三丰のりし所の武当 大和山を営み、する三十万、す百万、工部侍郎郭𤧫隆平侯張信、事に当りしという。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼はその後で訊問を受けた時「有罪だ」とただ一言叫んだきり、また口をして語らなかったという事は不思議ながらも確かな事実である。
若いキリリとした女房さんが、堀井戸に釣るしてあったからコップへ牛乳をんでくれた。濃い、甘い、冷たい牛乳だった。
南滿洲には、やはり石器時代頃からすでに人間んでをりましたが、からめに支那人んに植民してゐたのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
神職 いや布気田、(禰宜の名)払い清むるより前に、第一は神の御罰、神罰じゃ。御神御心は、仕え奉るぬしがよく存じておる。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
西東長短のを分かって、離愁暮雲相思かれては、う事のくなりまさるこの年月を、変らぬとのみは思いも寄らぬ。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
興は十二分に湧いて、を尽して飲むほどに、酔うほどに、ついつい夜更けに及んでしまって、今こうして立ちかえるところなのだ。
その長いかまどの上に海水を入れた石油を、一列にならべ、かまどの口もとで火をたくと、おくの方までじゅうぶんに火がまわった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
そこに巨きな鉄のが、スフィンクスのように、こっちに向いて置いてあって、土間には沢山の大きな素焼の壺が列んでいました。
ポラーノの広場 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
今も、ぽつねんと、彼は箪笥に倚りかかっていた。炬燵をした膝の上には、五ツくらいな女の子が、無邪気な顔して眠っている。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の五臓は、五志、五気、五声にあらわれて、色にもで、ことばにも隠せぬものでおざる。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
耶蘇教的カルチュアーと同意義のものでなければ、開化なる語をすべきものでないと自信していたからであるというが如きはその一例である。
ここにとして輝くのは、旭日に映る白菊の、清香ばしき明治大帝の皇后宮、美子陛下のあれせられたことである。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
二十五年間教育して退いた創作をうちこんで、千九百二十七になくなるまで、じつに二十著作した。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
君側のを一掃してのうえでなら、微臣たりとも海内静謐のためどんな御奉公も決していとう者ではない。どうかご推量を仰ぎたい。恐惶謹言
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一緒にいる時分は、ほんのとした可笑いことでも、しいことでも即座にちまけて何とかとか言って貰わねば気が済まなかったものだ。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
酸素問題は、酸素のボンベをもっていって、いよいよ苦しくなったら、をひらき、酸素をゴムで出し、それを口にくわえるとか鼻にあてるとかする。
成層圏飛行と私のメモ (新字新仮名) / 海野十三(著)
こうなると、日ごろのゲジゲジも迂路鼠青草蛇も、案外、天真爛漫なもので、飲む、踊る、唄うなど、百芸のを尽して飽くるを知らない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時に九月天高く露清く、山しく、月かに、仰いで星斗れば光大、たまたま人の上にあるがごとし、窓間数十竿、相摩戞して声切々やまず。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あるいは、基房の女子は四人あり、うち三人は嫁ぎ、一名は当時八条女院の女房だったから、その一女子が、義仲にせられたものであろう、とする異説などまちまちである。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
手紙はでわからないけれど栄輔君の家産を蕩尽したことにも、何か一つの物語がありさうにKには思はれた。
田舎からの手紙 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
その胸算用でもする案排しきで、指を折って見たり、ただがえたりしていたが、やがてまた綺麗な指で例の文銭を新らしく並べえた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
八月十日、餘作を同伴して初めて来塲す。寛は餘作が暑中休業にて五郎同行来札するを以て、五郎を母のに残し、同五日発にて牧塲に向う。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
一途にこうして鏃ばかりでねらうと、鏃のはよくても、の通りがでもないことになると、矢の出様が真直ぐにいかない。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
また日本にては、貧家の子が菓子屋に奉公したる初には、をなめて自から禁ずるを知らず、ただこれを随意に任してその飽くを待つの外になしという。
経世の学、また講究すべし (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「よくそれにお目がとまりました、その辺がここでは逸物でございましょうな、牧場の方へ参ると駒で一頭、ややこれに似たの奴がござりまするが」
以てすれば、われはを以てし、彼が暴を行えば、我は仁を行い、彼がりをなせば、我は誠を以てして来た。それを自ら破るのがつらい
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
食わねンだな、ホラ唐津出来の茶碗だ。五ツで二分と負けとこウ、これでも驚かなきゃ、ドンと三、ええッこの娘もそえもンで、弐拾五銭、いい娘だぜ、髪が赤くて鼻たらし娘だ!
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
の木の心から製したの酒は、その傍の酒瓮の中で、ばしい香気を立ててまだ波々といでいた。若者は片手で粟をむと、「卑弥呼。」と一言呟いた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
以爲へらく、かずと。削弱せらるるを數〻韓王む、韓王ふることはず。
どこを毎日遊んで廻るのか、不良少女の混血児は、派手に着かざった身なりをして、相変らず二に口実をもうけては出歩いている。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十二によって日をえる習慣は、南方諸島でも存外に始まりが早く、必ずしも中世の交通によって、輸入せられたともきめてしまわれない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
かのスミレのばせを成せる花が凋落し行く頃からこの閉鎖花が出る。閉鎖花とは名のく閉鎖した花で一向に色のある普通の花弁を出さない。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
また鑛物動植物のような博物學する標本類ばかりを陳列してある博物學博物館といふことが出來ます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
たゞ中庭にはあのどるめんのさいものを、原状のまゝつてゑてありますから、後程御覽下さい。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
に書目を検すれば、説郛二十九、古今説海の説略、学海類篇の集余四記述、稗海第三等に収められてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
前回参看※文三は既にお勢にめられて、憤然として部屋へ駈戻ッた。さてそれからは独り演劇だり、を握ッたり。どう考えて見ても心外でたまらぬ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
志士の口をして、強いて無事を装わんとするに際し、他方においては、海外の形勢いよいよ切迫となり、一衣帯水を隔てたる清国は、今や英国と事を生じ
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
吾が同郡旧家村山藤左ヱ門はの兄なり。此家に先代より秘蔵する亀の化石あり、ていふ、山間の土中より掘得といふ、に化石の奇品なり、弄石家
次にわたくしは彼笥を傾けて文書を借し、を裁して事実を報じ、編述を助成した諸友と、此等の稿を読んで著者の痴頑を責めなかつた少数の未見の友とに感謝する。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
今の士相率きひて、媚を権門にれ、を要路に通ずるは、その求むるところ功名聞達よりも、むしろ先づ黄金を得んと欲するの心急なればなり。その境遇や憐れむべし。その志操や卑しむべし。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
我等は手足をして熔岩の塊を避けつゝ進めり。色せたる月の光と松明の光とは、岩の隈々に濃き陰翳をりて、深谷のをなせり。忽ち又例の雷聲を聞きて、火柱は再び立てり。
俊平の弟は鈕平録平である。女子は長をといい、という。鑑は後に名を鶴とめた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「おや、ここにパンの食いかけが散らばっているよ」
骸骨館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
えい、ものものしや、神聖なる甲板は、如何でか汝等れたる海賊血汐むべきぞ。とます/\ふ。硝煙ひ、萬雷一時つるにらず。
士卒かず、百ぜず。にしてし。はくは寵臣せしめば、ならん
に——り——か、天下の英雄は眼中にあり——か。人を馬鹿にしてるな。そりゃ、聞えません伝兵エサンと来るじゃないか。三吉一つ歌って見や。アイアイ。そんな事じゃなかったよ。
煩悶 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
三軍にわかれ、三道から進められ、旗鼓雲にし、歩武山嶮すった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このの低い支那家の中には、勿論今日もが、みを漂わせていた。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
黍色の容貌に、だけの羊髯をバサとそよがせ、口大きく、眉は少し八の字、どこか愛嬌さえある顔だが、身のときたら一の松のごとく、すッくと見え、さらに憎ていなのは
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その禄を利した以上、そのを救わねばならぬのだ。けろ! 開けろ!
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「今晩じゅうぶんを尽しましょう、明日はまたどんなさしさわりが起らないともかぎりませんからね」
嬌娜 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
天保十年の夏はして六十日余も雨がなかったので、酒巻立兆の庭の芭蕉が枯れかかった。家の者が日々喞筒で水をぐのを、星巌は珍しく思ったと見えて、「竜吐水歌」を賦した。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
このためには、現在魯侯よりも勢力をつ季・叔・孟・三の力をがねばならぬ。三氏の私城にして百雉(厚さ三、高さ一丈)をえるものにの三地がある。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
丁度二葉亭は居合わしたので不法をってかれこれ押問答をすると、無法にも二、三人の巡査が一度に二葉亭にって戸外へ突飛ばし、四の五のいわさず拘引して留置へ投げ込んでしまった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
は、かういふ苦肉策を考へる時には、いつも、幼時教へられた東西歴史の交渉研究に必要なジンギス、タメルラン、アチラなどの事蹟を思ひ浮べるのである。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
興到レバ韻ヲ分ツテ詩ヲ賦シ、ヲ染メテ書画ヲ作ル。メバアルイハ坐シ、アルイハシ、劇談一、善ク戯謔シテシカモ虐ヲナサズ。モシ時事ノ得失人物ノ是非ニレバフベキヲ覚ユ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
〔譯〕胸次清快なれば、則ち人事百せず。
一軒のお長屋の土塀を越して、白木蓮の花が空に向かって、ばしいいを吐いている。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
義勇飛行将校を志願して有名なギヌメールのシゴイニュ()隊へ入り、戦闘機に乗って十何機とか敵機を撃墜したそうで、シゴイさんの一という名は鸛部隊の〈鸛〉からとったんだそうだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
淫蕩な女体が、きこめられた春情香の枕をして、歓喜の極に、一、死息を怪しましめ、一凝脂を汗としてうるおす
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
叫絶、これは唐風彼国の表情表現法で、わが国の春語のごとく、くとはいわない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
羊の毛皮を二枚着ていたそうだが、それで粟稈の中に潜っていたにしても、かれないから、随分寒かっただろうね。支那人は辛抱強いことは無類だよ。
鼠坂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
小川君は好奇心が起ってまらなくなった。その家は表からは開けひろげたようになって見えている。にしてある材木はどこかへ無くなって、築き上げた土が暴露している。
鼠坂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その翌朝、は道綱のところへ使いの者に、風邪気味で役所へ出られそうもありませんから一寸お出がけにでもお立ち寄り下さい、とことづけて来させた。
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
がお立ち去りになって往かれたのは、もう余程前のことであろう。その跡、私はながいこと、灯をそむけたまま、薄暗いなかに、ひとり目をつむっていた。
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
もなく夕げ出した青木さんはさうつぶやきながら、さんのつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
青木さんはすぐにの籐イスにせて草をふかしながら、夕みはじめた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
大阪の天王寺、函館の赤蕪、秋田のはたはた魚、土佐のザボン及び類、越後粕漬足柄唐黍餅、五十鈴川の沙魚、山形ののし梅、青森の林檎羊羹越中干柿、伊予の柚柑備前の沙魚
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
口取は焼玉子、栄螺(?)栗、及び青き類のたる者。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
り、津浪事實上である。われ/\は學術的にもこの名前ひてゐる。津浪なるは、最早國際語となつたがある。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
陸上ける洪水するので山津浪ばれるようになつたものであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
に作つたものは、わたくしは未だ曾て見ない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
不知庵がこの文界紹介したる勇氣をこよなくぶものなり。でんことをつ。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
進むべくして進み、辞すべくして辞する、その事に処するに、綽々として余裕があった。抽斎の九四を説いたのは虚言ではない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そこでチチコフは相手の機嫌を損じたくないばかりに、ちょっと鼻に触って見て、『なかなか好い嗅覚ですよ。』と言った。
の中心よりき去る円は飛ぶがごとくにかに、恋の中心より振りる円周は空裏に焼く。あるものは道義の糸を引いて動き、あるものは奸譎をほのめかしてる。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
取つて返しの付かない傷まで附けさせて、私は、狭山さん、り申訳が無い! …………して下さい
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
𤞵字音豹と『康煕字典』にあるのみ、説明がない。しかしと同音故、獾の字を𤞵と書いたと見える。郭璞の『爾雅』註に猯と獾を一物とす。
西洋の甎石を以て築き起すから、ひ天災兵燹しても、崩壊して痕跡を留めざるに至ることは無い。それゆゑ碩学鴻儒の故居には往々銅牓してこれを標する。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「二日、三日ないしは五日、どのように水を潜ったところで、淼々と広い湖のこと、そんな小さな石の棺、あるともないとも解りませぬ。が、感覚から云えば、まずこの辺にはござんせんな」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
目読の興を以て耳聞のに換ゆ、然り而して親しく談話を聞くと坐ら筆記を読むと、ら写真を見ると実物に対するの違い有れば隔靴掻痒無きにあらず
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)
「それでは、オフェリヤの棺槨の外から、君が風間九十郎を透視した理由を聴こう。僕は、それを不思議現象だけで葬りたくはないのだよ」
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
として冬、川をるがごとく、として四隣をおそるるがごとく、としてそれ客のごとく、としてのまさにけんとするがごとく、としてそれのごとく、としてそれ谷のごとく
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
「そう言えばお顔の色も悪いようでございます、あのちょうど取ったのがございますから、熱くおをつけましょうか。」
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一度片付けた晩酌の膳を出して、猪口を二つ、ざましになつた徳利の尻を、まだ熱くなつてゐる銅壺に突つ込みます。
𤞵字音豹と『康煕字典』にあるのみ、説明がない。しかしと同音故、獾の字を𤞵と書いたと見える。郭璞の『爾雅』註に猯と獾を一物とす。
○ 蘧伯玉==衛の大夫、名は、賢人の誉が高かつた。孔子は、巡歴して衛に行つた時、この人の家に入つていたことがある。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
川柳に「三たび口説いて聴かれず身退く振られ客」とあるごとし、『爾雅』に虎の浅毛なるを山貓、白いのを、黒きを、虎に似て五指のを、虎に似て真でないを
同時に、一丈青もそこは女の直感
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石油罐だかに入れて埋めてしまうという話が書いてありました。
文学のふるさと (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
一年生の草で独生あるいは叢生のは直立し、単一で分枝せず高さが三、四尺にも達する。線形の緑葉を互生し、葉片下に稈を取り巻く長い葉鞘がある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
今までは注射を以て左の腕の静脈から血を採って居たが、今回だけは、僕の左の橈骨動脈にガラス管をさしこみ、そのゴムでつないで、僕の動脈から
恋愛曲線 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
お時は銀小鬢を掻き乍ら、大きい眼を見張ります。
そこはもとという家老の屋敷であって、その家老時代の建物は取除けられてしまって、小さい一棟の二階建の家が広い敷地の中にぽつんと立っているばかりであったが
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
わたくしは此に少しく蘭軒の名字に就いて插記することとする。それは引く所の詩集に僻字が題してあるために、わたくしは既に剞劂氏を煩し、又読者を驚したからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「とても駄目です、僕は軍艦でも、ものにならない方の、その中の一番しまいです。」
道徳の旨を知らず、雕飾綴緝して、以て新奇となし、歯をし舌をして、以て簡古と為し、世にて加益するところ無し。是を文辞という。四者交々りて、聖人の学ぶ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
の調子が少し外れて、礼儀正しい一粒選りの言葉のうちにも、何んとなく享保二年の江戸の町には通用しそうも無い、一種言うに言われぬ古めかしさがあります。
、もしくはなるものならば、女の時にもつてくれば、の高い馬のやうな跳つかへりをさしたものともおもへる。
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
各自に米が五合に銭十五銭宛持寄って、飲んだり食ったりを尽すのだ。まだ/\と云うて居る内に、そろ/\の用が出て来る。落葉き寄せて、甘藷南瓜胡瓜温床の仕度もせねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
姨捨てん湯婆𨣉せ星月夜 言水
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)