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化石
ふりがな文庫
“化石”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かせき
75.0%
くわせき
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かせき
(逆引き)
私の観察したところによると、感じからいうと、日本の陸地が、
化石
(
かせき
)
になって(陸地が化石になるというのはおかしい云い方だが)
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
古今来
(
ここんらい
)
を
空
(
むな
)
しゅうして、
東西位
(
とうざいい
)
を
尽
(
つ
)
くしたる世界のほかなる世界に片足を踏み込んでこそ——それでなければ
化石
(
かせき
)
になりたい。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
化石(かせき)の例文をもっと
(15作品)
見る
くわせき
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
は
當時
(
たうじ
)
を
憶
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
すたびに、
自然
(
しぜん
)
の
進行
(
しんかう
)
が
其所
(
そこ
)
ではたりと
留
(
と
)
まつて、
自分
(
じぶん
)
も
御米
(
およね
)
も
忽
(
たちま
)
ち
化石
(
くわせき
)
して
仕舞
(
しま
)
つたら、
却
(
かへ
)
つて
苦
(
く
)
はなかつたらうと
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
吾が
同郡
(
どうぐん
)
岡
(
をか
)
の
町
(
まち
)
の
旧家
(
きうか
)
村山藤左ヱ門は
余
(
よ
)
が
壻
(
むこ
)
の兄なり。此家に先代より
秘蔵
(
ひさう
)
する亀の
化石
(
くわせき
)
あり、
伝
(
つたへ
)
ていふ、
近
(
ちか
)
き
山間
(
さんかん
)
の土中より
掘得
(
ほりえし
)
といふ、
実
(
じつ
)
に化石の
奇品
(
きひん
)
なり、
茲
(
こゝ
)
に
図
(
づ
)
を
挙
(
あげ
)
て
弄石家
(
ろうせきか
)
の
鑒
(
かん
)
を
俟
(
まつ
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
化石(くわせき)の例文をもっと
(5作品)
見る
“化石”の解説
化石(かせき、en: Fossil、ギリシャ語:απολίθωμα)とは、地質時代に生息していた生物が死骸となって長く残っていたもの、もしくはその活動の痕跡を指す。
多くは、古い地層の中の堆積岩において発見される。化石の存在によって知られる生物のことを古生物といい、化石を素材として、過去の生物のことを研究する学問分野を古生物学という。
古生物として、
堆積物として、
の二重の性格を併せもっている。
(出典:Wikipedia)
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“化石”で始まる語句
化石渓
化石素
検索の候補
化石渓
化石素
電光石化
“化石”のふりがなが多い著者
山東京山
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宮沢賢治
夏目漱石
海野十三