“仕舞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しま49.7%
しまい19.2%
しまひ9.3%
じまい3.6%
しまう3.1%
しも2.1%
じま2.1%
しまつ1.6%
しまは1.6%
しむ1.6%
しめ1.0%
じまひ1.0%
しまっ0.5%
しまへ0.5%
しまえ0.5%
しまお0.5%
しめえ0.5%
しもう0.5%
しもた0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も、負けてもはおごつてく方がかつたがどういふのかこの師弟勝負はとかくだれちで、仕舞ひには憂鬱になつて
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
いよいよ仕舞にはどうなるかというと、神の国に生れるか地獄に行くかの二つであると、こういって居るマホメット教徒もあります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
もう加減いてつて、がお仕舞になつたかと時分には、またふの谷間板屋根からるのがえました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
到頭彼は打明けようと思うことも言わず仕舞に、嫂の側で看護の時を送ったというだけに留めて、病室を離れて来てしまった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
何処にドウなったか、二重に金を払たことがある。亜米利加人が取るけはない、何処かに舞込んで仕舞たにいない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
目端の利くところから、主人に可愛がられ、十八までそこの奥向きの小間使として働き、やがて馬喰町のある仕舞うた家に片着いたのだった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
父の姿を見かけたものは一人もなかったので、この衣裳のお手本の正体ばかりは、とうとうどこにあるのかわからず仕舞いになってしまいました。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
吉原より返りと見えて此方へ來るゆゑ久兵衞は仕舞たりと思ひながら早足軒下へ廻り天水桶へ隱れんとする處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
帳箱の上に置候處文右衞門歸りしにて右百兩の金子を仕舞んと存ぜしに紛失致し種々詮議中其翌朝文右衞門十三兩三分程の質物を受出し申候因て其樣子
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぐ来たな。牛もれで来たのが。弁当ってが。善ぐ来た。今日ぁまがらきっとる。もう少し草めて仕舞がらな、此処らにろ。おじいさん、今来る。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
いや、「仕舞え!」と云って命令した時には、全く仕舞う時節が有るだろうと思ったね。——その解決が付けば、まずそのライフだけは収まりが付くんだから。
予が半生の懺悔 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
月島工場へひよつくり小六つてふには、自分學資てのしいからいたが、自分今迄學問つてて、とう/\大學這入れず仕舞になるのは如何にも殘念だから
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
二夜三日に、エレキトルの処は申すに及ばず、図も写して読合まで出来て仕舞て、紙数は凡そ百五、六十枚もあったと思う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しては百年めと者サアも彼も決然と男らしく言て仕舞にぞ段右衞門コレ汝ぢは跡方へ事を言我に
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はその間に艱難辛苦など述立てれば大造のようだが、咽元通れば熱さ忘れると云うその通りで、艱難辛苦も過ぎて仕舞えば何ともない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
思い切ってうふいと何処かへ行って仕舞うかと思って、それには下総に知己が有りますから其処こうかと思うので
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
森「そうして気の落著いた時分、どうせ仕舞内済だから人を頼んで訳を付けやしょう」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いてて仕舞たとやれそれ
胚胎 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
玄関と勝手口の並んだ浅間な仕舞屋がつづき、その突きあたりに、古ぼけた千本格子が奥深くしずまっている。前まで行ったが、そこもちがうらしい。
虹の橋 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
るとんで仕舞ふであらう、はれると頭痛がする、くとがまわる、れも/\てはやなれば、お何卒つてと似合愛想づかし
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)