“目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
73.5%
15.0%
もく7.3%
まな1.3%
まみ0.6%
めめ0.4%
0.3%
さかん0.2%
なづ0.2%
めえ0.2%
0.2%
めんめ0.1%
0.1%
0.1%
しるし0.1%
0.1%
まなこ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんなきんぼうでも、おばあさんだけは、るほど、かわいいとみえて、きんぼうのから、どこへでもついてきました。
泣きんぼうの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
この意見は、本来はなんの根拠もないものではあるが、のあたり眺めたときには私の想像力がすぐなるほどと思ったものであった。
桶狭間で泰然としていた信長、たとえ一なり二目なり置いていたとはいえ、そう無惨な敗れを取るようなこともなかったろうと思う
撫子のしおらしいざしが、それまでついぞそんな事はなかったのに、その夜にかぎって私の目のあたりからいつまでも離れなかった。
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
彼は涙ぐみて身をふるはせたり。その見上げたるには、人にとはいはせぬ媚態あり。この目の働きは知りてするにや、又自らは知らぬにや。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
前髪を掌で後ろになで上げて、いい生際だと云った。そして次には、大きな凸額だと云った。「大きなおだこと、」と云いながら、その眼瞼に接吻した。
子を奪う (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
さうでなくても、經文の上に傳へた淨土の莊嚴をうつすその建て物の樣は想像せぬではなかつた。だがのあたり見る尊さは唯息を呑むばかりであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
国司でも、郡司でも、おれのまねは、よも出来まい。——その下の、でも、でも、でも、でも、みんなおれにお世辞をいってくるではないか
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
依ってその季子に配す。月をえてその父母尋ね来り喜び甚だしく遂に婚姻を為しけて虎媒といったとある。
まだ誕生やそこらのを、手術じゃとやら何とやらいうて、生きたをつつき回すんじゃそうなが、そんなことしてえいことかなあ。
大根の葉 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
して見れば、古人の勘定を、今人の壺算用に換算することは、其こそ、杓子定規である。此事こそは、世界共通の長寿の国の考へに基いて居るのである。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
でも、まだ小ちやなすゞちやんは、まぶしさうにをつぶつて、おぎァ/\といふきりで、ぽつぽを見ようともしませんでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
此の間も吉村さまの仁介もおましがっていましたが、のような不行届の者をえ懸けて下さり何ともはや恐入りやす
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
はかとられまする御厭はしさのるべし、りもれずちてはさへさへ道理有限だけの朝夕おもひのらで
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
これを見ればまづ二三こゝにをりてまづ求食、さてをのこしてある処のとす、俚言にこれを代見立といふ。雁のかくするは友鳥ひきたりて、かれにも求食せんとて也。
あれ、まあ、赤ンをする、——
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)