“目”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
71.7%
16.8%
もく7.4%
まな1.3%
まみ0.6%
めめ0.5%
0.4%
さかん0.3%
なづ0.3%
0.3%
(他:5)0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“目”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)50.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語10.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
左手ゆんでへて、むすいて、たけかはから燒團子やきだんご、まだ、いきりの
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あさになって野鴨達のがもたちきてみますと、見知みしらないものているのでをみはりました。
されど汝が姫に對する情果して戀に非ずば、今より後彼に對して面をあかめ、火の如きなざしゝて彼に向ふことをめよ。
「これは、」と額を押えたが、隔てていれば見えもせず、聞えもせず、のあたりのお夏にはどんなに可笑おかしかったろう。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかしてこの談一たび世に伝わるや、俳人としての蕪村は多少の名誉をもって迎えられ、余らまた蕪村派ともくせらるるに至れり。
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
白痴になってからは年ごとに力が劣え、従兄に何もくか置かせていたのが相先になり、逆に何目か置くようになっていた。
石の思い (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
またしても正成が、と言いたげなまなざしである。――彼らの先天的な武士軽視には修正しえない何かがあって、
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夢ともうつつともつかないようなうつろなまなざしでお前をじっと見つめている私の目を、お前は何か切なげな目つきで受けとめていた。
楡の家 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
かの善くものいふまみをよそにしては、外の姫たちに立ちこえて美しとおもふところもなく、まゆの間にはいつもしわ少しあり。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
夫人は伯よりおいたりと見ゆるほどに起居たちい重けれど、こころの優しさまみの色に出でたり。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ソーリン (笑って)どうやらおめめを、泣きはらしてござる。……ほらほら! 悪い子だ!
「大きなおめめだこと、」と云いながら、その眼瞼に接吻した。
子を奪う (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
だがのあたり見る尊さはタダ息を呑むばかりであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だがのあたり見る尊さは、唯息を呑むばかりであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
国司はかみすけじょうさかんともに通じていうが、ここは国守である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「常陸の兄も、上総の弟共も、おれを羨むというが、どうだおれの一生仕事は。――百姓でも、大百姓なら、これで結構。国司こくしでも、郡司ぐんじでも、おれのまねは、よも出来まい。――その下の、かみでも、すけでも、じょうでも、さかんでも、みんなおれにお世辞をいってくるではないか」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
月をえてその父母尋ね来り喜び甚だしく遂に婚姻を為しなづけて虎媒といったとある。
『開元天宝遺事』に商山の隠士高太素、一時ごとに一猿ありて庭前にいた鞠躬きっきゅうしてく、なづけて報時猿とすと、時計の役を欠かさず勤めた重宝な猿松だ。
執術トルワザ鈍有丹ニブカラムニ炎曜カヾヤク 金造コガネヅクリ大刀タチ何将為ナニセム
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
して見れば、古人の勘定を、今人の壺算用に換算することは、其こそ、杓子定規である。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あれ、まあ、赤ンをする、――
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
林「いえ、旦那様がえ懸けて下せえますから、お互に思えば思わろゝで、そりゃア尊公あんた当然あたりめえこって」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わたくしのような不行届ほよきとゞきの者をえ懸けて下さり何ともはや恐入りやす
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わしかきのぼんなてたんだつけが、おつこつたからけてつてたら、めえつゝけつちやつて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
でも、まだ小ちやなすゞちやんは、まぶしさうにめんめをつぶつて、おぎァ/\といふきりで、ぽつぽを見ようともしませんでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
すゞちやんは、たとへそのときめんめをあけても、まだ、ぽつぽどころか、お父さまもお母さまも、なんにも見えなかつたのでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)