“糞”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くそ54.0%
ふん40.9%
まり1.3%
こやし0.8%
かえし0.4%
ぐそ0.4%
こえ0.4%
クソ0.4%
コヤシ0.4%
マン0.4%
(他:1)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おゝ/\乱暴狼藉らんばうらうぜきで、飛石とびいしなぞはいぬくそだらけにして、青苔あをごけ散々さん/″\踏暴ふみあら
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
仁右衛門はいわれる事がよく飲み込めはしなかったが、腹の中ではくそらえと思いながら、今まで働いていた畑を気にして入口から眺めていた。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「ようし、てめえっちのような、兎のくそみてえなチビに、挨拶しても仕方がねえ、後から、秩父ちちぶの熊五郎が返答にゆくから引っ込んでろ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは少し手数てすうが掛るなと思っていると、それからふんをして籠をよごしますから、時々掃除そうじをしておやりなさいとつけ加えた。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
本堂の正面にも金泥きんでいがくかかって、鳥のふんか、紙をんでたたきつけたのか点々と筆者の神聖をがしている。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
研究所へ帰ってから思い出してハンケチを開けてみると、だいぶ苦しんだと見えて、ふんを沢山にひり散らしたあとがハンケチに印銘されていた。
それが赤紙の画扇の陰に、何かはこを隠してゐるのは、きつと侍従のしたまりを捨てに行く所に相違ない。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
もしこれが私でございましたら、刃傷沙汰にんじょうざたにも及んだでございましょうが、甥はただ、道ばたの牛のまりつぶて代りに投げつけただけで、帰って来たと申して居りました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「この中に侍従のまりがある。同時におれの命もある。……」
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
こやしをのする輴哥そりあり、これをのするほどにちひさく作りたる物なり。
こやしをのする輴哥そりあり、これをのするほどにちひさく作りたる物なり。
しかるにかのこやしのそりを引てこゝに来り、雪のほかに一てん目標めじるしもなきに雪をほること井を掘が如くにしてこやしを入るに、我田の坪にいたる事一尺をもあやまらず、これ我が農奴等のうぬらもする事なり。
「うんにゃ、やめない。花はみんな埋めてしまったから、こんどは豆玉を六十枚入れて、それから鶏のかえし、百だん入れるんだ。急がしったらなんの、こう忙しくなればささげのつるでもいいから手伝いに頼みたいもんだ。」
グスコーブドリの伝記 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
急に海鼠なまこが出て来たり、せつなぐそが出てくるからである。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
人間のせつなぐその凝結せる臭骸のみ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この内こえの価五十貫江戸へ船賃二両二分運賃四十貫を引き、全く二十八貫七百五十文が得分なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ウンがエバベコクソも味噌にならネ。
津軽地方特有の俚諺 (新字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
乾いた牛のコヤシを捧げ
春と修羅 第三集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
あつたかい鴎のマンがたべたいよ
港に沈んだ鉄片の希望 (新字旧仮名) / 仲村渠(著)