“田圃”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たんぼ98.2%
でんぽ1.1%
たはた0.4%
たんぽ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“田圃”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
月はないが、星の明るい夜で、田圃たんぼを縫って大勢が振り照らしてゆく角燈かくとうのひかりが狐火のように乱れて見えた。
こま犬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それに寒い淀川のふちや田圃たんぼの風にさらされて駕は飛ぶので、いくら飲んでも酔わないような気がしているのであろう。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その父もしくは叔父の如き、公衙こうがより帰れば、ただちにはかまを脱して、田圃でんぽ耕耨こうどうす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
あるいは世田ヶ谷街道となりて、郊外の林地りんち田圃でんぽに突入する処の、市街ともつかず宿駅しゅくえきともつかず、一種の生活と一種の自然とを配合して一種の光景をていしおる場処を描写することが
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
それをくい止めて万頃ばんけい田圃たはたの防ぎとなり、幾千軒の農家の命と頼む堤であるから、随分大きなものである,堤の上ばかりでも広いところはその幅十間からある、上から下へ下りるには一町余も歩かねば平地にはならぬ
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
田圃たんぽを越して、遠く、騎兵の一隊が七、八騎時々見え、かくれ、行くのが見えた。
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)