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獣
ふりがな文庫
“獣”のいろいろな読み方と例文
旧字:
獸
読み方
割合
けもの
64.9%
けだもの
33.7%
じゅう
0.6%
えて
0.3%
ししむら
0.3%
ケモノ
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けもの
(逆引き)
そこで、その啼声だが——聞いた者の話では、人でなく、鳥でなく、虫でなく、どうも
獣
(
けもの
)
の声らしく、その調子は、あまり高くない。
こま犬
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
獣(けもの)の例文をもっと
(50作品+)
見る
けだもの
(逆引き)
儀右衛門はそこでハッとなり、鋭い苦痛を思って、
慄
(
ふる
)
え
戦
(
おのの
)
いた。彼は夜具に触れる
衣擦
(
きぬず
)
れにも、
獣
(
けだもの
)
めいた熱っぽさを覚えるのだった。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
獣(けだもの)の例文をもっと
(50作品+)
見る
じゅう
(逆引き)
「すばらしい発見だ。和島丸の船員が、このボルク号の中にいた。
人喰
(
ひとく
)
い
獣
(
じゅう
)
は、もう全部やっつけた!」
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
獣(じゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
えて
(逆引き)
獣
(
えて
)
を
引張
(
ひっぱ
)
って総曲輪まで帰って来ると、何に驚いたんだか、評判の榎があるって朝っぱらから化けもしめえに、畜生
棹立
(
さおだち
)
になって、ヒイン、え、ヒインてんで。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
獣(えて)の例文をもっと
(1作品)
見る
ししむら
(逆引き)
惨虐
(
ざんぎゃく
)
・
野
(
の
)
の
獣
(
ししむら
)
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
獣(ししむら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ケモノ
(逆引き)
ねこ、(中略)
人家
(
ジンカ
)
ニ
畜
(
カ
)
フ
小
(
チヒ
)
サキ
獣
(
ケモノ
)
。
人
(
ヒト
)
ノ
知
(
シ
)
ル
所
(
トコロ
)
ナリ。
温柔
(
ヲンジウ
)
ニシテ
馴
(
ナ
)
レ
易
(
ヤス
)
ク、
又
(
マタ
)
能
(
ヨ
)
ク
鼠
(
ネズミ
)
ヲ
捕
(
トラ
)
フレバ
畜
(
カ
)
フ。
然
(
シカ
)
レドモ
竊盗
(
セツタウ
)
ノ
性
(
セイ
)
アリ。
形
(
カタチ
)
虎
(
トラ
)
ニ
似
(
ニ
)
テ
二尺
(
ニシヤク
)
ニ
足
(
タ
)
ラズ。(
下略
(
げりやく
)
)
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
獣(ケモノ)の例文をもっと
(1作品)
見る
獣
常用漢字
中学
部首:⽝
16画
“獣”を含む語句
禽獣
鳥獣
膃肭獣
野獣
獣類
獣皮
獣肉
獣肉屋
獣物
怪獣
一角獣
人面獣心
雷獣
麝香獣
海獣
獣狩
半獣神
猛獣狩
獣心
若悪獣囲繞
...
“獣”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
泉鏡花
夢野久作
薄田泣菫
岡本綺堂
北原白秋
海野十三
佐々木邦
国枝史郎