“知”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
89.0%
しら3.1%
しり1.3%
しっ1.2%
しれ1.0%
しつ0.9%
しろ0.9%
しる0.4%
0.3%
おべ0.3%
0.3%
0.3%
いづく0.1%
しるべ0.1%
じら0.1%
0.1%
0.1%
マインド0.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だれも、自分じぶんめるものがないとると、子供こどもは、そのそばにあった時計屋とけいやみせさきにゆきました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、この東洋とうやう幻怪げんくわい港町みなとまちはしつとりした夜靄よもやなかにもらない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
他の外国人のしらぬ間に約束やくそく成立せいりつして発表はっぴょうしたるは、すなわち横須賀造船所よこすかぞうせんじょの設立にして
ドンドンと門を叩く者がある、下女をおこしてきかせるとこれは病院の使つかいで、当家こちらのお弟子さんが危篤ゆえしらせるといわ
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
それこれを信ずるのはじめ、目これを見、耳これをきき、心これを察し、その信ずべきをしりて、しかるのちはじめて疑わざるに至る。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
法華經ほけきやう供養の功徳くどくしりがたしとこそほとけはとかせ給てさふらへ、これをもて御心あるべし。
私などが大阪で電気の事をしったと云うのは、ただわずかに和蘭の学校読本どくほんの中にチラホラ論じてあるより以上は知らなかった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わが書捨かきすてて室香に紀念かたみのこせし歌、多分そなたがしって居るならんと手紙の末にかき頓智とんちいだ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あのお捨坊ステばうを半年学校へやつて御覧、それこそあのためにどの位結搆けつこうなことだつたかしれませんよ、第一読書のことも少しは覚えられる
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
然し詩は総ての芸術中最も純粋な者だといふ事は、蒸溜水は水の中で最も純粋な者だと言ふと同じく、性質の説明にはなるかもしれぬが、価値かちよく必要の有無の標準にはならない。
弓町より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
之れ皆ひとはなあなひろきをしつしりあなせまきをさとらざる烏滸をこ白者しれものといふべし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
一人ひとり冐險家ぼうけんからしい紳士しんしふうで、一人ひとりおな海軍かいぐん兵曹へいそうであることしつつたと
予はインノセンスと呼ばれて、君のしろしめすが如く、何もえしらぬ。
法王の祈祷 (新字旧仮名) / マルセル・シュウォッブ(著)
今度の御巡幸について地方官にさとされた趣意も、親しく地方の民情をしろし召されたいのであって、百般の事務が形容虚飾にわたっては聖旨にもとるから、厚く人民の迷惑にならないよう取り計らうことが肝要であると仰せられ
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これ先生のいわゆる教門なるものは、正教を指すか、はた邪教を指すか、その意のあるところ、いまだしるべからざればなり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
ゆゑ時計とけいときしるには短針たんしんところて、ぎに長針ちやうしん居所ゐどころるべし。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
コレラ一万イチマン正直ショウジキ、シカモ、バカ、ウタガウコトサエラヌヨワヤサシキモノ、キミヲ畏敬イケイ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「ねこ、(中略)人家ジンカチヒサキケモノヒトトコロナリ。温柔ヲンジウニシテヤスク、マタネズミトラフレバフ。シカレドモ竊盗セツタウセイアリ。カタチトラ二尺ニシヤクラズ。(下略げりやく)」
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
『あれア何だかおべだすか?』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『あれア何だかおべだすか?』
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
〔譯〕は是れかう主宰しゆさいなり、乾道けんだうなり。行は是れ知の流行りうかうなり、坤道こんだうなり。合して以て體躯たいくを成す。則ち知行は是れ二にして一、一にして二なり。
「ははは。生酔なまよ本性ほんしょうにたがわずだ。このバカさむらいどもよく聞けよ。それ、もと武士ぶしたるものは、弱きをあわれみ、力なき者を愛し、神仏しんぶつをうやまい、心やさしくみだりにたけきをあらわさず、をもって、まことむねとするのが、しんの武士というもの——」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『名の意はイカなり。は例のに通ふ助辞、は美称なり』(古事記伝)とあるごとく、厳之神、厳之霊といふ意に落付く語原であつた。
雷談義 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
哲学テツガクハ、ヘノアイデハナクテ、真実シンジツトシテ成立セイリツセシムベキサマ体系知タイケイチデアル、ヘエゲル先生センセイノコノ言葉コトバ一学兄イチガッケイオシエラレタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
安んぞいづくらん、彼等は何も縛束せらるる程の義務もなければ、恩愛もなしとて、都合次第に聚散離合、所謂相手代れど主は不替かわらずとの俗諺に墜り、此間、人に被欺だまされ、人に被売、数年の後、始めて、其謀略の非なるを悟るべし。
「野辺地さんのしるべ辺の者ですが。」
おじさんの話 (新字新仮名) / 小山清(著)
安かれと、心じらひに伴ふや
歌よ、ねがふは (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
らない。——」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
『まア、わたしくの』とあいちやんはさも迷惑めいわくさうにつて、『わたしらなくつてよ——』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
詩人若し談理の弊に陥れば、其詩は即ち索然として活気を失はざるを得ず、何となれば是れ既にハートの声に非ずしてマインドの声なれば也。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)