“知”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
89.1%
しら3.3%
しり1.2%
しっ1.1%
しれ1.1%
しつ0.9%
しろ0.9%
おべ0.3%
しる0.3%
0.3%
(他:9)1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“知”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)52.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
が、あれはゆきれいがあつて、小兒こども可愛いとしがつて、れてかへつたのであらうもれない。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ぷんびやう遲速ちそく彼方かなた難破船なんぱせんのためには生死せいし堺界わかれめかもれぬ
しかしこれも我兒わがこゆゑと感念かんねんしたか如何どうだかしらんが辛棒してそのまゝすわつてた。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そうとはしらぬ小歌はふいと立て廊下へ出たが、その時広間からも芸妓げいしゃが出て来て、一人かえと云たのは明かに聞えたが
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
自他じたぶんあきらかにして二念にねんあることなく、理にも非にもただ徳川家の主公あるをしりて他を見ず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
法華經ほけきやう供養の功徳くどくしりがたしとこそほとけはとかせ給てさふらへ、これをもて御心あるべし。
つその砂糖を清浄しょうじょうにするには骨炭こったんせば清浄になると云うこともチャントしって居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
此方こっち流石さすがに生理学者で、動物を殺すに窒塞ちっそくさせればけはないと云うことをしって居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
あのお捨坊ステばうを半年学校へやつて御覧、それこそあのためにどの位結搆けつこうなことだつたかしれませんよ、第一読書のことも少しは覚えられる
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
然し詩は総ての芸術中最も純粋な者だといふ事は、蒸溜水は水の中で最も純粋な者だと言ふと同じく、性質の説明にはなるかもしれぬが、価値かちよく必要の有無の標準にはならない。
弓町より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
拙者せつしやふるくから此石とは馴染なじみなので、この石の事なら詳細くはししつて居るのじや
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
之れ皆ひとはなあなひろきをしつしりあなせまきをさとらざる烏滸をこ白者しれものといふべし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
予はインノセンスと呼ばれて、君のしろしめすが如く、何もえしらぬ。
法王の祈祷 (新字旧仮名) / マルセル・シュウォッブ(著)
何の罪ともしろし召さないことが恐ろしゅうございますから
源氏物語:19 薄雲 (新字新仮名) / 紫式部(著)
『あれア何だかおべだすか?』
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『あれア何だかおべだすか?』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
其他の諸著を読みても、伯の精神は人間の霊魂を改造するを以て、大主眼となすにある事をしるべし。
トルストイ伯 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
ゆゑ時計とけいときしるには短針たんしんところて、ぎに長針ちやうしん居所ゐどころるべし。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
〔譯〕は是れかう主宰しゆさいなり、乾道けんだうなり。行は是れ知の流行りうかうなり、坤道こんだうなり。合して以て體躯たいくを成す。則ち知行は是れ二にして一、一にして二なり。
「ははは。生酔なまよ本性ほんしょうにたがわずだ。このバカさむらいどもよく聞けよ。それ、もと武士ぶしたるものは、弱きをあわれみ、力なき者を愛し、神仏しんぶつをうやまい、心やさしくみだりにたけきをあらわさず、をもって、まことむねとするのが、しんの武士というもの——」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ルヤ、キミ断食ダンジキクルシキトキニハ、カノ偽善者ギゼンシャゴトカナシキ面容オモモチヲスナ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
コーヒーンデ明日アスレヌイノチツメ、溜息タメイキホカ手段シュダンナキ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
『名の意はイカなり。は例のに通ふ助辞、は美称なり』(古事記伝)とあるごとく、厳之神、厳之霊といふ意に落付く語原であつた。
雷談義 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
哲学テツガクハ、ヘノアイデハナクテ、真実シンジツトシテ成立セイリツセシムベキサマ体系知タイケイチデアル、ヘエゲル先生センセイノコノ言葉コトバ一学兄イチガッケイオシエラレタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
安んぞいづくらん、彼等は何も縛束せらるる程の義務もなければ、恩愛もなしとて、都合次第に聚散離合、所謂相手代れど主は不替かわらずとの俗諺に墜り、此間、人に被欺だまされ、人に被売、数年の後、始めて、其謀略の非なるを悟るべし。
安かれと、心じらひに伴ふや
歌よ、ねがふは (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
らない。——」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
『まア、わたしくの』とあいちやんはさも迷惑めいわくさうにつて、『わたしらなくつてよ——』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
詩人若し談理の弊に陥れば、其詩は即ち索然として活気を失はざるを得ず、何となれば是れ既にハートの声に非ずしてマインドの声なれば也。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)