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竅
ふりがな文庫
“竅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あな
87.5%
きょう
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あな
(逆引き)
その
聲音
(
こわね
)
は
尋常
(
よのつね
)
ならず、譬へば泉下の人の假に形を現して物言ふが如くなりき。我即興詩は
漫
(
みだ
)
りに混沌の
竅
(
あな
)
を
穿
(
うが
)
ちて、少女に宇宙の美を教へき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
拙者
(
せつしや
)
は
故
(
ふるく
)
から此石とは
馴染
(
なじみ
)
なので、この石の事なら
詳細
(
くはし
)
く
知
(
しつ
)
て居るのじや、
抑
(
そもそ
)
も此石には九十二の
竅
(
あな
)
がある、其中の
巨
(
おほき
)
な
孔
(
あな
)
の中には
五
(
いつゝ
)
の
堂宇
(
だうゝ
)
がある
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
竅(あな)の例文をもっと
(7作品)
見る
きょう
(逆引き)
わが邦でも昔は兎を八
竅
(
きょう
)
と見た物か、従来兎を鳥類と
見做
(
みな
)
し、獣肉を忌む神にも供えまた家内で食うも忌まず、一疋二疋と数えず一羽二羽と呼んだ由
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
『埤雅』に咀嚼するものは九
竅
(
きょう
)
にして胎生するに独り兎は雌雄とも八竅にして吐生すと見え、『博物志』には〈兎月を望んで孕み、口中より子を吐く、故にこれを
兎
(
と
)
という、兎は吐なり〉と出づ。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
竅(きょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
竅
漢検1級
部首:⽳
18画
“竅”を含む語句
孔竅
七竅
九竅
尋竅
竅中
“竅”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
南方熊楠
幸田露伴
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩