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『石清虚』
ふりがな文庫
『
石清虚
(
せきせいきょ
)
』
雲飛といふ人は盆石を非常に愛翫した奇人で、人々から石狂者と言はれて居たが、人が何と言はうと一切頓着せず、珍しい石の搜索にのみ日を送つて居た。 或日近所の川に漁に出かけて彼處の淵此所の瀬と網を投つて廻はるうち、ふと網に掛つたものがある、引いて …
著者
国木田独歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
『東洋畫報』第一巻第五號、1903(明治36)年7月3日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
故
(
ふるく
)
可
(
よい
)
下
(
くださ
)
言
(
いは
)
投
(
う
)
還
(
かへつ
)
降
(
ふら
)
去
(
さつ
)
懷
(
だい
)
易
(
かへ
)
向
(
むかふ
)
附
(
つか
)
決
(
けつし
)
香
(
かう
)
大
(
おほき
)
上
(
あげ
)
壮健
(
さうけん
)
縮
(
ちゞめ
)
水底
(
すゐてい
)
漁
(
れふ
)
三個
(
みつゝ
)
喜
(
よろこば
)
切
(
さい
)
全
(
まつ
)
通
(
どほ
)
巨
(
おほき
)
現
(
あらは
)
有
(
ある
)
知
(
しつ
)
斯
(
かう
)
置
(
おけ
)
詳細
(
くはし
)
變
(
かへ
)
買
(
かつ
)
傍
(
かたはら
)
逃
(
にぐ
)
態
(
たい
)
五
(
いつゝ
)
閉
(
ふさ
)
投
(
とう
)
立去
(
たちさつ
)
立
(
たつ
)
經
(
たつ
)
上
(
あ
)
姓名
(
な
)
亡父
(
なきちゝ
)
燒
(
たい
)
無
(
なか
)
持
(
もつ
)
追
(
おつ
)
少
(
すこし
)
慾
(
ほし
)
來
(
きた
)
尋
(
つい
)
策
(
むちう
)
河水
(
かすゐ
)
通
(
とほ
)
踪跡
(
ゆきがた
)
家
(
いへ
)
嚴
(
おごそ
)
湧
(
わく
)
湧出
(
わきい
)
賜
(
たまは
)
仰
(
あふ
)
納
(
をさ
)
歴
(
れき
)
陸
(
をか
)
急
(
きふ
)
謝絶
(
しやぜつ
)
片
(
ぺん
)
据
(
すゑ
)
許
(
ばかり
)
訪
(
たづ
)
觸
(
ふれ
)
廻
(
ま
)
獻
(
けん
)
何卒
(
どう
)
現
(
あら
)
判然
(
はんぜん
)
驚愕
(
びつくり
)
如何
(
どう
)
異
(
ことな
)
所謂
(
いはゆ
)
御座
(
ござい
)
知
(
しれ
)
聞
(
きい
)
同
(
おなじ
)
達
(
たつ
)
數
(
すう
)
置
(
おい
)
殘
(
のこり
)
竊
(
ひそ
)
飛
(
とび
)
毆
(
う
)
壽命
(
いのち
)
待
(
まつ
)
空中
(
くうちゆう
)
上
(
あが
)
禍
(
わざはひ
)
魚
(
うを
)