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毆
ふりがな文庫
“毆”のいろいろな読み方と例文
新字:
殴
読み方
割合
なぐ
73.1%
たゝ
3.8%
う
3.8%
くら
3.8%
こは
3.8%
たた
3.8%
どや
3.8%
ぶ
3.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぐ
(逆引き)
傷は與三郎同録、重い
鈍器
(
どんき
)
で力任せに
毆
(
なぐ
)
つたもので、恐ろしい力を思はせるもの、血汐は顏から肩へ、胸へ、網の目に流れて居ります。
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
毆(なぐ)の例文をもっと
(19作品)
見る
たゝ
(逆引き)
もう
忍耐
(
にんたい
)
が
出來
(
でき
)
ない、
萬年
(
まんねん
)
ペンをとつて
振
(
ふ
)
りあげた、その
恐
(
おそ
)
ろしい
笞
(
しもと
)
の
下
(
した
)
で
憐
(
あわれ
)
みを
乞
(
こ
)
ふかのように
鳴
(
な
)
いてゐる、それが
毆
(
たゝ
)
けるか。
ねこ
(旧字旧仮名)
/
北村兼子
(著)
毆(たゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
う
(逆引き)
獄
(
ごく
)
から
歸
(
かへ
)
つて見ると石がない、
雲飛
(
うんぴ
)
は妻を
罵
(
のゝし
)
り
子
(
こ
)
を
毆
(
う
)
ち、
怒
(
いかり
)
に
怒
(
いか
)
り、
狂
(
くる
)
ひに
狂
(
くる
)
ひ、
遂
(
つひ
)
に
自殺
(
じさつ
)
しようとして
何度
(
なんど
)
も
妻子
(
さいし
)
に
發見
(
はつけん
)
されては自殺することも
出來
(
でき
)
ず、
懊惱
(
あうなう
)
煩悶
(
はんもん
)
して居ると、一夜
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
毆(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くら
(逆引き)
(節信は扇にて良因を一つ
毆
(
くら
)
はせる。)
能因法師
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
毆(くら)の例文をもっと
(1作品)
見る
こは
(逆引き)
小川
(
をがは
)
の
油
(
あぶら
)
のやうな
水面
(
すゐめん
)
は
大
(
おほ
)
きく
波立
(
なみだ
)
つて、
眞黒
(
まつくろ
)
な
人影
(
ひとかげ
)
が
毆
(
こは
)
れた
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
のやうに
動
(
うご
)
いてゐた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
毆(こは)の例文をもっと
(1作品)
見る
たた
(逆引き)
その右臂を
毆
(
たた
)
き折り、生れも付かぬ不具者となり、遂に兵役を免除されて故郷に歸り、八十八歳の今日まで長命して居る。
支那人の文弱と保守
(旧字旧仮名)
/
桑原隲蔵
(著)
毆(たた)の例文をもっと
(1作品)
見る
どや
(逆引き)
呪はしい棍棒だ、そいつで
毆
(
どや
)
されると堪らなく痛い。
狂人日記
(旧字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
毆(どや)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶ
(逆引き)
その言ひ草がどうだらう——『さあ、そこにおとなしく坐つとるんだ。これからはフェルヂナンド王だなんて名乘ると、
懲
(
こ
)
らしめのために
毆
(
ぶ
)
ちのめされるぞ。』
狂人日記
(旧字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
毆(ぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
毆
部首:⽎
15画
“毆”を含む語句
打毆
毆打
毆殺
“毆”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
江見水蔭
葛西善蔵
桑原隲蔵
南部修太郎
野村胡堂
国木田独歩
岡本綺堂