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懲
ふりがな文庫
“懲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こ
74.6%
こら
17.3%
ご
3.4%
こり
2.2%
こらし
1.1%
ちょう
0.6%
コラ
0.6%
こらしめ
0.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こ
(逆引き)
猿は殺されることかと思って、苦叫絶叫して
悶掻
(
もが
)
いたけれど、米友は
懲
(
こ
)
らしめるだけで、事実殺す気はなかったものらしくあります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
懲(こ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こら
(逆引き)
これがあの
傲慢
(
ごうまん
)
無礼な英国官吏を
懲
(
こら
)
して王室の威厳を御保持になった方とも思われないくらい、女にもしたいほどのお優しさでした。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
懲(こら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ご
(逆引き)
「お前の大変には
懲
(
こ
)
り
懲
(
ご
)
りしているよ、そのたびごとに泥足で飛上がったり、煙草盆を蹴飛ばしたりするんだから——」
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
懲(ご)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
こり
(逆引き)
また
偶時
(
たま
)
には、うツかり足を踏滑らして、川へ
陥
(
はま
)
り田へ
轉
(
ころ
)
げ、
濡鼠
(
ぬれねずみ
)
のやうになツて歸ツた事もあツたが、中々其樣な事に
懲
(
こり
)
はしない。
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
懲(こり)の例文をもっと
(8作品)
見る
こらし
(逆引き)
あゝ
神仏
(
かみほとけ
)
が
私
(
わし
)
の様な悪人をなに助けて置こうぞ、此の鎌で自殺しろと云わぬばかりの
懲
(
こらし
)
めかあゝ恐ろしい事だと思い詰めて居りましたが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
懲(こらし)の例文をもっと
(4作品)
見る
ちょう
(逆引き)
また、否とあれば、
天誅
(
てんちゅう
)
たちまち蜀を
懲
(
ちょう
)
し、蜀の一兵たりと、生きて国には帰すまいぞ。その罪みな汝の名に受くるものである。孔明、心をしずめてこれに答えよ
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懲(ちょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
コラ
(逆引き)
猶又
(
ナオマタ
)
、無用ノ者、入ルベカラザル事。
犯
(
オカ
)
サバ、
懲
(
コラ
)
シメニ会ワン。
悔
(
ク
)
ユル
勿
(
ナカ
)
レ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懲(コラ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こらしめ
(逆引き)
後で私は先生から叱られ、
懲
(
こらしめ
)
のために教室の戸棚の中へ閉込められた。このことは、後になっても、一つ話のように家の者から聞かされた。
生い立ちの記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
懲(こらしめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
懲
常用漢字
中学
部首:⼼
18画
“懲”を含む語句
懲罰
性懲
懲戒
懲々
見懲
懲役
勧善懲悪
膺懲
勧懲
懲治監
打懲
懲役人
物懲
笞懲
撃懲
昨夜雨爾将懲鴨
猶懲
懲治
言懲
贋懲
...
“懲”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
佐々木邦
三遊亭円朝
島崎藤村
谷崎潤一郎
野村胡堂
夢野久作
福沢諭吉
岡本綺堂