“懲治監”の読み方と例文
読み方割合
ちょうじかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なあに、今朝はもう、西戸部の少年懲治監ちょうじかんの方へ廻されましたよ。子供は二晩以上は留置場に置かねえことになっていますから」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
邪険な社会の裸一貫の子供たち、十二歳で懲治監ちょうじかんに引き取られ、十八歳で徒刑場に送られ、四十歳で死刑台にのぼらせられる。
死刑囚最後の日 (新字新仮名) / ヴィクトル・ユゴー(著)
懲治監ちょうじかんへでもくらい込みたいのか! おれはもうちゃんと貴様に言っておいたじゃないか