“勿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なか78.8%
11.7%
ナカ4.4%
2.9%
なかれ1.5%
もち0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“勿”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 文学理論 作法5.1%
文学 > 日本文学 > 日本文学3.8%
哲学 > 東洋思想 > 日本思想3.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
三人留まる久しくして、帝これをりたまい、今後再びきたなかれ、我安居あんきょす、心づかいすなとおおす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
子が父の罪の爲に泣くこと古來例多し、彼をして神その紋所を彼の百合の爲に變へ給ふと信ぜしむるなかれ 一〇九—一一一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
うちから風も吹くようなり、傍正面わきしょうめんの姿見に、、映りそ夢の姿とて、首垂うなだるるまで顔をそむけた。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
人にひそと謂へりしが耳許みゝもとに残りりて、語出かたりいでむと欲する都度つど、おのれ忘れしか、秘密を漏らさば
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
——殺人ノ剣タルナカレ、治国ノ剣、経国ノ剣トシテ家流ノ本旨トナシ、又奉公ノ念トセヨ。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即チ、敵近ヅカバ、ソノ序戦ニ於テ、彼等ノ鋭気ヲ一撃シテクジキ、味方諸人ノ心ヲマズ安泰ニ固メ置キテ後、固ク城ヲ閉ジ、防備第一トシテ、必ズ出テ戦ウナカレ。おわかりか。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「古草に新草まじり、おもしろき野をば焼きそ。生ひば生ふるかに……」と転置してみれば正しい解釈なのが知れよう。
おもしろき野をば きそ。旧草フルクサに 新草ニヒクサまじり ひば生ふるかに(万葉集巻十四)
——人にほどこして念とすなかれほどこしをうけて忘るなかれ
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御意見は御意見、感情問題は別として、これだけはお願い申したいでごわりまするが、と婉曲に言いは言ったが、露骨にったら、邪魔をするなかれであるから、御懸念無用と、男らしく判然はっきり答えたは可いけれども、要するに釘を刺されたのであった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)