“之”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
これ79.4%
9.4%
5.2%
2.3%
コレ1.8%
この0.5%
0.5%
0.5%
かれ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“之”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション75.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本70.1%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]44.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
文人、墨客ぼっかくこれを犯す事が出来ません。天才芭蕉も、この松島を詩にする事が出来なかったそうじゃありませんか。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ことに物理的の心霊現象の作製にははなはだ不向きで、強いてこれを行えば、霊媒の肉体を毀損する患がないでもない。
と、彼は口の内でこんな事を云って、水溜みずたまりを飛越えたりして居った。それでもれは愉快な遊戯には相違なかった。
偽刑事 (新字新仮名) / 川田功(著)
れ等は先生が大学内で教えられた事だが、先生には大学では無論又東京市内の各処で進化論の通俗講演を致されたものである。
その美容に見入りしならんとて打ち殺すべき談合しきりなる処に、一日かの妓用達しにくと猫例のごとく入らんとす。
其の日に變じ、月に變じ、年に變じて而して生より死にくの間、同一人と雖も其の變化も亦急に、亦劇しく、亦大に
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
その頃西洋の詩を訳して『国民友』へ寄せることになって、お兄様が文字と意味とをいって、それぞれにお頼みになります。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
——此表このへう、十四五日うち、世上物狂ものぐるひも、酒酔之しゆすゐのさめたるごとくに(後略)
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
京の年よりにもあつたし、田舎の村々では、コレを言ひ立てに、ちつとでも、石城を残して置かうと争うた人々が、多かつたのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
弦ヲクニ二法アリ、無名指ト中指ニテ大指ヲ圧シ、指頭ヲ弦ノ直堅チヨクケンに当ツ! コレヲ中国ノ射法トフ! 正次の射法はこれであった。
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
わたくしは榛軒の資性を語つて、既に其寡欲と多く文事に意を用ゐざることとを挙げた。或は思ふにこの二者は並に皆求むる所少きに帰するもので、後者は声誉を求めざるの致す所であつたかも知れない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
匹配ひつぱい百両王姫を御す このこことつおのおの宜きを得 偕老かいろう他年白髪を期す 同心一夕紅糸を繋ぐ 大家終に団欒の日あり 名士豈遭遇の時無からん 人は周南詩句のうちに在り 夭桃満面好手姿
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
もう、そのとき、ひろ子はじめ連れの子供たちは逃げかかつてゐて、老婢より相当離れてゐた。老婢はまた懐柔して防ぐにくはないと気をへたらしく、ひて優しい声を投げた。
蔦の門 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
古い水墨家では、足利期の一の梅が私は好きだ。
梅ちらほら (新字新仮名) / 吉川英治(著)
執術トルワザ鈍有丹ニブカラムニ炎曜カヾヤク 金造コガネヅクリ大刀タチ何将為ナニセム
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『名の意はイカなり。は例のに通ふ助辞、は美称なり』(古事記伝)とあるごとく、厳之神、厳之霊といふ意に落付く語原であつた。
雷談義 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
純然じゆんぜんたる水呑百姓みづのみひやくしやうといふ體裁ていさいです、けれども校長かうちやうかれたいする樣子やうす郡長樣ぐんちやうさんたいするほど丁寧ていねいなことなので
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)