“丁寧”の読み方と例文
読み方割合
ていねい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁寧ていねい過ぎるほど丁寧な挨拶、天氣のこと、世並のこと、疝癪せんしやくで歩くのに骨が折れ、思はず手間取つた話などひとわたりあつて、さて
ところかほわりあたまうすくなりぎたふとつたをとこて、大變たいへん丁寧ていねい挨拶あいさつをしたので、宗助そうすけすこ椅子いすうへ狼狽あわてやうくびうごかした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それにもかかわらず、とうの名探偵は、いつさめるともなく、昏々こんこんと眠っている。眠った上にご丁寧ていねいにも身動きもできずしばられている。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)