“過”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
31.2%
あやま27.8%
すぎ8.8%
すご7.5%
5.1%
よぎ5.0%
あやまち4.3%
すぐ3.3%
あや2.3%
1.1%
0.8%
あやまつ0.2%
あやまり0.2%
0.2%
すぐさ0.2%
0.1%
いに0.1%
えゝまち0.1%
おとずれ0.1%
しま0.1%
すが0.1%
すき0.1%
すぎる0.1%
すごし0.1%
とお0.1%
とが0.1%
0.1%
アヤマ0.1%
アヤマツ0.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、かしらかたむけて、った、そのころのことをおもそうとしましたが、うすあおきりなか
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
野路のみち朝風あさかぜあしかるく、さつ/\とぎて、瓜井戸うりゐど宿やどはひつたのが、まだしら/″\あけで。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
けれど、蒋琬しょうえんはさすがに、善処して、あやまらなかった。彼はまず尚書令となって、国事一切の処理にあたったが、衆評は、彼に対して、
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相手の右へ向って摺り抜けるということが、作法の上から間違っていて、それがために彼の怒りを買ったものと見れば、あやまちはやはり自分にある。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「すこし面白すぎて弱るんだ。あいつは物好きで三田公に惚れてやあがるんだぜ。此間の晩も俺をだしにつかつて、泊つてゐきやあがつたんだらう。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
一体に西洋の女が何故なぜさう毛がすくないかと云ふと、其れは毛を自然に任せず、ひどくいぢめすぎるからである事は云ふ迄もあるまい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
御米およね宗助そうすけけないで、今迄いままですごしたといふのは、この易者えきしや判斷はんだんであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
亭主はべつになにをするということもなくぶらぶらしていて、かみさんが通いでこの辺の家の家事の手伝いなどをして、それですごしているようであった。
日日の麺麭 (新字新仮名) / 小山清(著)
孝孺又其の瀠陽えいようぎるの詩の中の句に吟じて曰く、之にって首陽しゅようおもう、西顧せいこすれば清風せいふう生ずと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
まもなく、江のまん中を、斜めにぎるうち、あしの茂みをいて、チラとべつな一隻が見えた。すると、こっちから阮小二が呼んだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一九一五年二月、私は独逸軍占領のブルツセル市を脱け出して、和蘭オランダの国境を超へ、英国に渡り、更に海峡をよぎつて仏蘭西に落ち延びた。
馬鈴薯からトマト迄 (新字旧仮名) / 石川三四郎(著)
こうして、法水の調査は円華窓附近にも及んだけれど、わずかに知ったのは、その外側を、尖塔に上る鉄梯子がよぎっているという一事のみであった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
子供のうちあやまちをして罰せられた時泣くのは、自分のわるかつたことを後悔するのか、罰しられるが悲しいのか、よく区別がつかぬものです。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
彼は別れし後の貫一をばさばかり慕ひて止まざりしかど、あやまちを改め、みさをを守り、覚悟してその恋を全うせんとは計らざりけるよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
貫一はほとほと疑ひ得らるる限疑ひて、みづからも其のぼうすぐるの太甚はなはだしきを驚けるまでに至りて、始てめんと為たり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
老僕聞て大におどろき、すぐる三月三日、桜田さくらだ一条いちじょうかたりければ、一船ここに至りて皆はじめて愕然がくぜんたり。
ピエールがある宴会からの帰途にあやまって自動車にかれて負傷し、そのまま不慮の死を遂げてしまったのでした。
キュリー夫人 (新字新仮名) / 石原純(著)
飯「静かにしろ、ほかへ洩れてはよろしくないぞ、宮野邊源次郎めを突こうとして、あやまって平左衞門を突いたか」
「しかし、六年もって、尋ね出したところで、安南絵の壺を持歩いているわけもなかろうし、金もねえと来たひには、どうにもならない話だろうぜ」
醤油仏 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と仰向にして仏様の首を見ると、時ったから前よりは判然はっきりと黒ずんだ紫色に細引のあとが二本有るから、甚藏はジーッと暫く見て居る処へ手桶を提げて新吉がヒョロ/\遣って来て、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この説をす、人必ず予の過情を疑わんも、後二十余年にしてまさに其の知言にして、せいに許す者のあらざるを信ずべき也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その時、それと同時に、呂宋兵衛るそんべえはとんできた鷲の背なかへ乗りうつっていた——ほとんど、電光でんこう——ばたきするだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金慾きんよくの人をあやまつ色慾しきよくよりもはなはだし。
或はまた山に九曲まがりくねりあるには、くだんのごとくにくゝしたるたきゞそりり、片足かたあしをあそばせて是にてかぢをとり、船をはしらすがごとくして難所なんじよよけて数百丈のふもとにくだる、一ツもあやまつことなし。
彼女かのをんなは其身のあやまりあきらめ候て、泣く泣く無念を忍び申候事に御座候が、其錦に深き思のかかり候ほど、これ見よがしに着たる女こそ、憎くも、くやしくも
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
いや左様でない、禁酒致しおる重三郎に、祝酒しゅくしゅとは云いながら屠蘇を勧めたはわしが悪かった、又酔っておる者に大切な物をもたして帰し、殊に夜中やちゅうなり、何うも私があやまり
まぶしいところは通りして、私はほとほと痛いような日光の反射と熱とを感じた。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
彼は取り合わずに先へとおした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
此滝つぼへ万物をなげこめおくに百日をすぐさずして石に化すとぞ、滝坪の近所にて諸木の枝葉又は木のその外生類しやうるゐまでも石に化たるを得るとぞ。
此滝つぼへ万物をなげこめおくに百日をすぐさずして石に化すとぞ、滝坪の近所にて諸木の枝葉又は木のその外生類しやうるゐまでも石に化たるを得るとぞ。
一歩をやまれば涙であるきわまれる明朗、直截は現代人の同感されたる微笑である。
をとこつちや心配しんぺえさねえ、そんだがこれ、怪我けがつちやえゝまちだから
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
一客これをおとずれて見る事を求む、浴を以て辞す、客悦ばずして去る。
かにかくにすがひ去ぬべきさまもなく、
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
御從軍おんとも御許おんゆるしあらば、面目めんぼくこれすきじとありければ、
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
名畫も此娘これの爲には者數ものかずならぬ秘藏、生附うまれつきとはいへおとなしすぎるとは學校に通ひし頃も、今ことの稽古にても
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
金扁に拘泥して鋏を入れる筥ではないかなどと考えるのは、少々思いすごしである。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
某地の野外に土橋ありけるが、この辺りは人家もなく、いとすさまじき所ゆえ、往古よりこれを幽霊橋と唱え、雨夜には幽霊の出でしこと、往々ありしなどいい伝え、雨夜にはだれあってここをとおる者もなかりしが、ある人よんどころなき用事ありて
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
これより先、余、とがありて籍を削らる。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
山家の時雨は我国でも和歌の題にまでなっているが、広い、広い、野末から野末へと林を越え、もりを越え、田を横ぎり、また林を越えて、しのびやかに通りく時雨の音のいかにもしずかで、また鷹揚おうような趣きがあって、やさしくゆかしいのは、じつに武蔵野の時雨の特色であろう。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
我等ガ両三日昼夜カカリテ分別ナリ難キ事モ、水ノ流ルル如ク決シテ少シモアヤマツコトナシ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先王之法アヤマツ者、未之有也。(中略)故曰爲高必因丘陵。爲下必因川澤。爲政不先王之道。可智乎。
支那人の文弱と保守 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)