“遺骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゐこつ40.0%
いこつ40.0%
ほね20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから五にん手分てわけをして、窟内くつないくまなく調査てうさしてると、遺骨ゐこつ遺物ゐぶつ續々ぞく/″\として發見はつけんされる。それをあやまつてみさうにる。大騷おほさはぎだ。
貝塚の中よりは用に堪えざる土噐の破片出で、又折れ碎けたる石噐出づ。獸類じうるい遺骨いこつ四肢ししところことにし二枚貝は百中の九十九迄はなれたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
島村家へ渡したといっても、自分が買って、大切な先生の遺骨ほねを埋めたところゆえ、自分のものだという心持ちでいたのであろう。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)