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遺品
ふりがな文庫
“遺品”の読み方と例文
読み方
割合
かたみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたみ
(逆引き)
終戦の前年、七月の末ごろ、次兄の
遺品
(
かたみ
)
らしい防暑服にスラックスという恰好で、前ぶれもなしに柚子が丸の内の会社へやってきた。
春雪
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
福は内の晩に——年越しの
豆撒
(
まめまき
)
の夜——火鉢の炭火のカッカッと
熾
(
おこ
)
っているのにあたっている時、あたしは祖父さんの
遺品
(
かたみ
)
の、
霰小紋
(
あられこもん
)
の
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
その方に私の全財産である「死後の恋」の
遺品
(
かたみ
)
をソックリそのままお譲りして、自分はお酒を飲んで飲んで飲み死にしようと決心したのです。
死後の恋
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
遺品(かたみ)の例文をもっと
(26作品)
見る
“遺品”の意味
《名詞》
遺品(いひん)
死者(故人)が残した物品。
忘れ物。遺失物。
(出典:Wiktionary)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
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遺漏
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