“所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ところ48.8%
とこ16.4%
どころ14.0%
しよ7.4%
しょ5.1%
じょ2.1%
とけ1.5%
どこ1.5%
0.6%
じよ0.6%
もと0.6%
した0.3%
0.3%
0.3%
ショ0.3%
トコロ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るととする。のある鉛色生物のやうに、にそれがいてゐる。つてひたい。此手つたはしい。
「なあ、光ちゃん、この頃あの人ぼんやり気イつき出して来たよって、用心せんとあかんねん。今日はあてがあんたい行くわなあ」
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
金子を沢山懐中に入れて芝居を観ようと思って行っても、爪も立たないほどの大入で、這入がなければ観る事は出来ませぬ。
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
末男子供きながら、まちと一銀座るい飾窓つて、える蒼空に、すきるやうにえるつめた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
こういって、いたいたしげに行者の足をみたのは、道づれになっている女の巡礼——坂東三十三ヵなかにかけた女房である。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
都筑駿河の役宅には例の徒士目付が三人を待ち受けていて、しばらく一室に控えさせた後、訴えの方へ呼び込んだ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
婆「こゝな炭斗を置きやすが、あんた方又洗物でもあれば洗ってりやすから、浴衣でも汚れてれば己が洗濯をします」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そこと考へたら、あれぎり家出をして了ふなんて、あんなまあ面抵がましい仕打振をするつてが有るものかね。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
美留藻はこれは屹度夢の中の美留女姫が現われて、妾に鏡のを教えにお出でになったに違いない。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
こゝに、おみきふのに、三寶へ、ゑ、毛氈青竹高張提灯弓張をおしねて、積上げたほど赤々と、くたつてはない。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
視よ戸の外に立ちて叩くもしわが声を聞きて戸を開く者あらば我その人のらん而して我はその人とにその人は我と偕に食せん
湖水と彼等 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
と見て倉子はしく「プラトやこれ」と制するに犬はち鎮りて寝台のに退けり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
「ゆんべ遊びに出て褞袍なくしつちやたんだ。おすがら内の土藏んけ置いたの今朝盜まつたんだか何んだかねえんだ。それからおらうちへ歸れねえ」
芋掘り (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
落星のかくれ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
外套のボタンをしっかりしめて、目当てのノ沢小屋を指して西に下る。向い風が身を切るほど。下るに従い聖が隠れて赤石が全幅を現わしてくる。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
ねこ、(中略)人家サキナリ。温柔ニシテク、フレバフ。レドモ竊盗アリ。二尺ラズ。(下略
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)