『癩病やみの話(らいびょうやみのはなし)』
あたしの申上げる事を合点なさりたくば、まづ、ひとつかういふ事を御承知願ひたい。白の頭巾に頭を裹んで、堅い木札をかた、かた、いはせる奴めで御座るぞ。顔は今どんなだか知らぬ。手を見ると竦とする。鱗のある鉛色の生物のやうに、眼の前にそれが動いてゐ …
作品に特徴的な語句
後退(あとすざり) 端(はづれ) 質(き) 向(むかう) 恢復(とりかへし) 穿(ほじ) 上(うへ) 達(とゞ) 甦生(よみがへり) 接吻(せつぷん) 主(しゆ) 前(まへ) 拯(たすけ) 地面(ぢめん) 顔(かほ) 下(もと) 通(とほ) 貫通(つきとほ) 他(よそ) 終(つひ) 癒(なほ) 生来(しやうらい) 清浄(しやうじやう) 来(く) 恐(おそれ) 急(きふ) 魂(たましひ) 下(お) 触(さは) 衆(みんな) 仕(つか) 蒼白(あをじろ) 何(なに) 背負(しよ) 竦(ぞつ) 真白(まつしろ) 淋(さむ) 掛(かゝ) 捉(つかま) 拯(たす) 恐(こは) 声(こゑ) 大声(おほごゑ) 急(いそ) 当(あた) 一体(いつたい) 鱗(こけ) 風(ふう) 頭巾(づきん) 頭(あたま) 音(おと) 重(かさ) 遠(とほ) 誰(だれ) 裹(つゝ) 行(い) 血色(けつしよく) 蟾蜍(ひきがへる) 腹(はら) 罪業(ざいごふ) 籠(こ) 私(わたくし) 着(き) 皆(みな) 癩病(らいびやう) 病(や) 申上(まをしあ) 気味(きび) 此児(このこ) 来(き) 木(こ) 忘(わすれ) 忌(いま) 心持(こゝろもち) 復(また) 幼児(をさなご) 布(きれ) 好(よ) 何(なん) 体(からだ) 中(なか) 地上(ちじやう) 噫(あゝ) 唯(たゞ) 下(くだ) 別(べつ) 一掴(ひとつかみ) 一緒(いつしよ) 冷(つめ) 草木(くさき) 人目(ひとめ) 人間(にんげん) 色(いろ) 苦患(くげん) 行(ゆ) 今(いま) 血染(ちぞめ) 見(み) 血(ち) 伏(ふ)