“地面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じめん43.7%
じべた20.5%
ぢべた13.2%
じびた9.3%
ぢめん4.6%
した2.0%
ぢづら1.3%
ちめん1.3%
ぢびた1.3%
じがお0.7%
じづら0.7%
ちべた0.7%
つち0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのため、いまにも地面にさわりそうです。ズルスケはこのガンめがけて、思いきり高くねあがりました。が、またまた失敗です。
老耄していた。日が当ると茫漠とした影が地面に落ちるけれど曇っているので鼠色の幕を垂れたような空に、濃く浮き出ていた。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
その折ある地方で、皮膚の赤茶けた土人が、地面蹲踞つて玉蜀黍煙管くさい煙草をすぱすぱやつてゐるのを見かけた。
木枯の吹く寒い日に、計算翁は例の如く黒い服を裾長く地面引摺って、黒頭布を被って、手に聖書を持って、町の中を右左に歩き廻った。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
に享保年間下總國古河の城下に穀物屋吉右衞門云者あり所にびなき豪家にて江戸表にも出店十三ありて何れも地面土藏共十三ヶ所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ポルフィーリイが仔犬を床の上へおろすと、そいつは四肢をふんばって地面を嗅ぎまわした。
大得意船町倉次郎は、して圓石取除くと、最初地面より一尺餘前面て、ぽかりと大穴突拔けた。
すると人足の一か『此所ばかりぢやアりません。御門つて右手笹山にも、地面ます』と報告した。
そしてくやうな声をしたと思ふと、もうそこから飛び下りてのやうに地面に両手をついてゐた。
芸の方にソツはねえが、面のつくりがあんまり綺麗過ぎたね。どだい、お前さんの地面が綺麗過ぎるんだろう
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其時小さなのような物がと軒下を飛退いたようだったが、雪洞火先が立直って、一道の光がサッと戸外暗黒を破り、雨水の処々に溜った地面を一筋細長く照出した所を見ると
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
お宅のは勃然起きましてな、キリキリと二三遍廻って、パタリと倒れると、仰向きになってこう四足を突張りましてな、尻尾でバタバタ地面を叩いたのは、あれは大方がったんでしょうが
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
お定は、露を帯びた裏畑を頭に描き出した。ああ、あの紫色な茄子の畝! 這ひつた葉に地面を隠した瓜畑! 水の様な暁の光に風も立たず、一夜さを鳴き細つた虫の声!
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)