“人足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんそく54.8%
ひとあし45.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸新(いどしん)さんは、人足(にんそく)がいくらいくら、井戸囲(いどがこ)いの土管(どかん)がいくらいくら、土管(どかん)のつぎめを埋(う)めるセメントがいくらと、こまかく説明(せつめい)して
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
折助(おりすけ)とも人足(にんそく)ともわからない中年の、ふうていのよくない男が二人、穴のある傘をさして、なにかくち早に話しながら、通りすぎていった。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
つい、その頃(ころ)、門(もん)へ出(で)て——秋(あき)の夕暮(ゆふぐれ)である……何心(なにごころ)もなく町通(まちどほ)りを視(なが)めて立(た)つと、箒目(はゝきめ)の立(た)つた町(まち)に、ふと前後(あとさき)に人足(ひとあし)が途絶(とだ)えた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
皚々(がい/\)たる雪夜(せつや)の景(けい)に異(かは)りはなけれど大通(おほどほ)りは流石(さすが)に人足(ひとあし)足(た)えず雪(ゆき)に照(て)り合(あ)ふ瓦斯燈(がすとう)の光(ひか)り皎々(かう/\)として、肌(はだへ)をさす寒氣(かんき)の堪(た)へがたければにや
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)