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前後
ふりがな文庫
“前後”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぜんご
48.2%
あとさき
44.5%
まえうしろ
5.1%
ついで
0.7%
まへうし
0.7%
まへうしろ
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんご
(逆引き)
昼
(
ひる
)
すこし
前
(
まえ
)
にはもう
二人
(
ふたり
)
の
兄
(
にい
)
さんが
前後
(
ぜんご
)
して
威勢
(
いせい
)
よく
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
た。
一人
(
ひとり
)
の
兄
(
にい
)
さんの
方
(
ほう
)
は
袖子
(
そでこ
)
の
寝
(
ね
)
ているのを
見
(
み
)
ると
黙
(
だま
)
っていなかった。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
前後(ぜんご)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あとさき
(逆引き)
つい、その
頃
(
ころ
)
、
門
(
もん
)
へ
出
(
で
)
て——
秋
(
あき
)
の
夕暮
(
ゆふぐれ
)
である……
何心
(
なにごころ
)
もなく
町通
(
まちどほ
)
りを
視
(
なが
)
めて
立
(
た
)
つと、
箒目
(
はゝきめ
)
の
立
(
た
)
つた
町
(
まち
)
に、ふと
前後
(
あとさき
)
に
人足
(
ひとあし
)
が
途絶
(
とだ
)
えた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前後(あとさき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まえうしろ
(逆引き)
またぼうとなって、
居心
(
いごころ
)
が
据
(
すわ
)
らず、四畳半を
燈火
(
ともしび
)
の
前後
(
まえうしろ
)
、障子に
凭懸
(
よりかか
)
ると、透間からふっと蛇の
臭
(
におい
)
が来そうで、驚いて
摺
(
ず
)
って出る。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前後(まえうしろ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ついで
(逆引き)
其の絵の
妙
(
たへ
)
なるを
感
(
め
)
でて
乞要
(
こひもと
)
むるもの
一二
前後
(
ついで
)
をあらそへば、只花鳥山水は
乞
(
こ
)
ふにまかせてあたへ、
鯉魚
(
りぎよ
)
の絵は
一三
あながちに惜しみて、人
毎
(
ごと
)
に
戯
(
たわぶ
)
れていふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
前後(ついで)の例文をもっと
(1作品)
見る
まへうし
(逆引き)
僕は
樹木
(
じゆもく
)
を眺める時、何か我々人間のやうに
前後
(
まへうし
)
ろのあるやうに思はれてならぬ。
僕は
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
前後(まへうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
まへうしろ
(逆引き)
色沢
(
いろつや
)
の悪い顔を、
土埃
(
ほこり
)
と汗に汚なくして、小い竹行李
二箇
(
ふたつ
)
を
前後
(
まへうしろ
)
に肩に掛け、
紺絣
(
こんがすり
)
の
単衣
(
ひとへ
)
の裾を高々と端折り、重い物でも曳擦る様な
足調
(
あしどり
)
で、松太郎が初めて南の方からこの村に入つたのは
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
前後(まへうしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“前後”の解説
前後(ぜんご・まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」・「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
(出典:Wikipedia)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“前後”で始まる語句
前後左右
前後不覚
前後上下
前後不揃
前後不覺
前後夢中
前後忘却
前後漢書
前後疾走
前後の文章
検索の候補
前後左右
前後不覚
廿前後
甘前後
維新前後
前後上下
前後不揃
前後不覺
前後夢中
一寸前後
“前後”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
三遊亭円朝
江見水蔭
樋口一葉
水野仙子
島崎藤村
作者不詳
幸田露伴
小川未明