“妙”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みょう30.4%
たえ28.3%
めう20.8%
たへ14.2%
みよう1.7%
おつ1.3%
0.4%
いし0.4%
いみじ0.4%
けったい0.4%
(他:4)1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“妙”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩57.1%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語16.1%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
つづいて見当けんとうのつかぬみょうなものが……それは、ちかづくとおおきなたけかごだとわかったのでした。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
聞えないかい?……時々、あちこちから、かさかさ、かさかさってみょうな音が、まるで神秘な息づかいのように聞えて来るんだ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
あの太陽や青空を、珍しい鳥や獣のすんでいる豊かな森を、あの砂漠さばくを、あのたえなる南国の夜を、思い出したのです。
深秘な山には、谷を隔てて、見えつつ近づくべからざる巨木名花があると聞く。……いずれ、佐保姫のたえなる袖の影であろう。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかういふものか此時このときばかり、わたしこころめう其方そつち引付ひきつけられた。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
めう怪談くわいだん種子たねがある。こりやア面白おもしろ怪談くわいだんだが、おまへなにを知らないか
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「わが心の中にものいふ戀は」と彼はこのときうたひいづるに、そのうるはしさ今猶耳に殘るばかりにたへなりき 一一二—一一四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
貧しき民の彼——そのいとたへなる生涯はむしろ天の榮光の中に歌はるゝかたよかるべし——に從ふ者増しゝ後 九四—九六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ちょうど歯どめがなくっちゃ自転車へ乗れないのと同程度ですからねと野だはみような事ばかり喋舌しゃべる。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ある、いつものように竹藪たけやぶんでますと、一本いつぽんみようひかたけみきがありました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
「安」と起き上がった文次、「われあおつう隠し立てをするぜ。てめえをまいたお蔦あ俺が突きとめてあらあ。これからばっさり網を打ちに行くんだが、ま、そこの御用帳をおろして来い」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
生涯を学問に貢献しやうといふ先生が嬢様のお気に入らうと頭髪あたま仏蘭西フランス風とかに刈つて香水をなすりつけコスメチツクで髯を堅め金縁目鏡に金指環でおつウ容子振つたさまは堪らない子。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
なお、田螺たにしりつけて旅先で用うれば水あたりのうれいがない。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
啊呀あなやと貫一のさけぶ時、いしくも彼は跂起はねおきざまに突来るきつさきあやふはづして、
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
風と烟とほのほとの相雑あひまじはり、相争あひあらそひ、相勢あひきほひて、力の限を互にふるふをば、いみじくもたりとや
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
御山おやま御登おあがりやすのどすか、案内しまほうか、ホホホけったいとこに寝ていやはる」とまた目暗縞めくらじまが下りて来る。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
時刻ときにはひまあり、まうで来し人も多くは牧師館に赴きて、広き会堂電燈いたづらに寂しき光を放つのみなるに、不思議やへなる洋琴オルガン調しらべ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
お蝶は、それでも他人に悟られることを怯れて、そつと呟いた。——「窓をあけようかしら? たあちやん、あく?」
お蝶の訪れ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
おどりにみやうゆきといふ美形びけい唯今たゞいまのお座敷ざしきにておこめのなりますはと至極しごくあどけなきことまをすとも
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
名は雛勇本名は山崎のおタエチャンと云う子だった。
ひな勇はん (新字新仮名) / 宮本百合子(著)