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燬
ふりがな文庫
“燬”の読み方と例文
読み方
割合
や
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や
(逆引き)
燬
(
や
)
く
樣
(
やう
)
な
日
(
ひ
)
の
下
(
した
)
に、
渦
(
うづ
)
を
捲
(
ま
)
いて
狂
(
くる
)
ひ
出
(
だ
)
しさうな
瓦
(
かはら
)
の
色
(
いろ
)
が、
幾里
(
いくり
)
となく
續
(
つゞ
)
く
景色
(
けしき
)
を、
高
(
たか
)
い
所
(
ところ
)
から
眺
(
なが
)
めて、
是
(
これ
)
でこそ
東京
(
とうきやう
)
だと
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
さへあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
『憶得詩』は安政戊午の冬湖山が神田お玉ヶ池の家を
燬
(
や
)
かれた後
躬
(
みずか
)
ら編成した詩集である。その事は第二十七回に述べてある。毅堂は集の終に
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
垢に
塗
(
まみ
)
れて破れ裂け、補給の道もなく、皮膚は一年有余にわたる灼熱の太陽に
燬
(
や
)
かれてアンゴラ土人となんの変わりもないくらいにこげ切っていた。
令嬢エミーラの日記
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
燬(や)の例文をもっと
(34作品)
見る
燬
漢検1級
部首:⽕
17画
“燬”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
本庄陸男
与謝野寛
徳冨蘆花
永井壮吉
橘外男
夏目漱石
小島烏水
久保田万太郎
北原白秋