“續”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
つゞ76.0%
つづ8.3%
つゞき4.2%
3.1%
つゞけ2.1%
2.1%
つゞい1.0%
ぞく1.0%
つが1.0%
つな1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ大雪おほゆきのために進行しんかうつゞけられなくなつて、晩方ばんがた武生驛たけふえき越前ゑちぜん)へとまつたのです。ひて一町場ひとちやうばぐらゐは前進ぜんしん出來できないことはない。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
が、中根なかね營庭えいていかがや眞晝まひる太陽たいやうまぶしさうに、相變あひかはらずひらべつたい、愚鈍ぐどんかほ軍曹ぐんそうはうけながらにやにやわらひをつづけてゐた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
國許くにもとにござります、はなしにつきまして、それ饒舌しやべりますのに、まことにこまりますことには、事柄ことがらつゞきなかに、うたひとつござります。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それじきは、いろし、ちからをつけ、いのちぶ。ころもは、さむさをふせぎ、あつさえ、はぢをかくす。人にものをする人は、人のいろをまし、ちからをそへ、いのちぐなり。
日に何遍となく繰り返される、印刷したやうな奧さんの詞でも、たま/\内にゐて、半日の間たてつゞけに聞いてゐると、刺戟が加はつて來て、腦髓が負擔に堪へなくなつて來る。
半日 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
別の長老トネめいた者が、説明をいだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
切付たる鞍覆馬一疋供鎗ともやり三十本其餘兩掛合羽駕籠茶瓶等なりつゞいて常樂院天忠和尚四人徒士にて金十六きくの紋を附たる先箱二ツ打物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
本箱ほんばこをさがして、むらさきのおん姉君あねぎみの、第七帖だいしちでふすのも仰々ぎやう/\しからう。……炬燵こたつすべつてあるきさうな、膝栗毛ひざくりげぞく木曾街道きそかいだう寢覺ねざめのあたりに、一寸ちよつとはさんで。……
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぼく學校がくかうをおたづねになるのですか。』と兒玉こだまつがうとして、さらふた。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ける光線くわうせんつながれて
メランコリア (旧字旧仮名) / 三富朽葉(著)