“出來”のいろいろな読み方と例文
新字:出来
読み方(ふりがな)割合
でき80.2%
しゆつたい5.7%
でか3.8%
いできた2.8%
でけ2.8%
いでこ0.9%
しゅったい0.9%
しゅつらい0.9%
でく0.9%
でこ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“出來”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
文学 > 英米文学 > 戯曲100.0%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
なさけで、ゑず、こゞえず、しか安心あんしんして寢床ねどこはひることが出來できた。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いかにそち浮氣うはきであらうと、きこえた堅實かたぎひとなんとすることも出來できまい。
その矢先へ今度のことがきこえたら、どのやうな大事が出來しゆつたいしようかと、それが案じられて此頃は、夜の目も碌に合はぬくらゐ……。
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
さて云ふには、在所へ用事出來しゆつたいしてまかり下る、舟のおあらためを願ひたいと云ふのである。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
『成程。』と、その時東川は膝を叩いた。『並木先生はえらい。出來でかした、出來した、なアる程それが一番だ。』と言ひながら健の方を向いて、
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
凝る氣も宜しく無い、散る氣も宜しく無い。併し氣が凝つたり、氣が散つたりして、そして碌に何事も出來でかさずに五十年を終つて仕舞ふのが、所謂凡人である、恨む可き事である。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
われ永遠とこしへの光を視て汝の思ひの出來いできたもとを知る、なほかの光に照らされてわれ自ら輝くごとし 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
氣の毒なることこそ出來いできたり候ひぬれ。
ロミオ かんじておゐやらぬことを、なんだんずることが出來でけう。
わしのやうにあさましう追放つゐはうされたうへでなら、わしだんずることも出來でけうずれ、このやうに頭髮かみのけ掻毟かきむしって
我かく倒嚼にれがみ、かく星をながめつゝ睡りに襲はる、即ち事をそのいまだ出來いでこぬさきにに屡〻告知らす睡りなり 九一—九三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
領主 あさまだきに如何いかなる珍事ちんじ出來しゅったいしたのぢゃ、ゆめおどろかして呼出よびいだすは?
おゝ、こりゃなに不祥ふしゃうこと出來しゅつらいしたのではいからぬまでい。
そのまへ御婚禮ごこんれいることが出來でくれば、わし本望ほんまうでござります。
彼奴等あいつら可憐いとしいヂュリエットの白玉はくぎょくつかむことも出來でく
天皇、小碓をうすの命に詔りたまはく、「何とかもみましいろせあしたゆふべ大御食おほみけにまゐ出來でこざる。もはらみましねぎ教へ覺せ」と詔りたまひき。