“趣”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おもむき84.1%
おもむ12.0%
しゅ1.6%
しゆ0.8%
おもぶ0.4%
おもむきの0.4%
むき0.4%
オモム0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“趣”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 東洋思想 > 日本思想5.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.2%
歴史 > 伝記 > 個人伝記3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
モラル・バックボーンという何でもない英語を翻訳すると、徳義的脊髄という新奇でかつおもむきのある字面じづらが出来る。
それにもかかわらず、感にえぬおもむきは少しも胸を刺さずに、四十四年の春はおのずから南向の縁から明け放れた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
山嶽さんがくおもむきは墨染すみぞめ法衣ころもかさねて、かたむらさき袈裟けさした
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
自分じぶん此等これらかたちいろひかりおもむきを如何どういふふういたら
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
四百万億まんおく阿僧祇あそうぎ世界せかいなる六しゅしょう衆生しゅうじょう有形うぎょうのもの
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
幻詭猥雑げんきわいざつの談に、干戈かんか弓馬の事をはさみ、慷慨こうがい節義のだんに、神仙縹緲しんせんひょうびょうしゅまじゆ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今出川菜つみ流ししおもひでやしゆなき此日を忌む頻なる
短歌 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
譬へばあの男が龍蓋寺の門へきました、五しゆ生死しやうじの繪に致しましても、夜更よふけて門の下を通りますと、天人の嘆息ためいきをつく音や啜り泣きをする聲が、聞えたと申す事でございます。
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
さる二日書状しよじやう到來たうらいいたし委細ゐさい拜見はいけん致し候偖々さて/\其方にても段々不如意ふによいとのおもぶ蔭乍かげなが案事あんじ申候みぎに付御申こし娘儀むすめぎ出府しゆつぷ致されべく候吉原町にも病家も有これあり候間よろしき先を見立みたて奉公ほうこう差遣さしつかはし可申いづれ出府の上御相談に及ぶべく候委細は筆紙ひつしつくし難く早々さう/\以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「復啓二月二十一日付を以て学位授与の御辞退相成あいなりたきおもむきの御申出相成あいなり候処そうろうところすで発令済はつれいずみにつき今更いまさら御辞退のみちもこれなく候間そうろうあいだ御了知相成たく大臣の命により別紙学位記がくいき御返付おかえしつけかたがたこの段申進もうしすすめそうろう敬具」
博士問題の成行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何の道しくじる稻垣、致し方はない、私が家事不取締不埓至極という厳しい御沙汰ごさたを受けて切腹仰せ付けられるも知れないが、それより外に致し方はない、誠に困ったがよんどころないから宜しい、其のむきに届けるから、屋敷から何んな問合せがあっても
一乗山イチジヨウザン根来寺ネゴロジハ、開山上人カイザンシヤウニン、伝法院ノ建立コンリフ以来、専ラ近隣ト闘争シ、弓矢ヲ取ルヲ寺法トナス、六百年来、富ヲホシイママニシ、強敵ニ向フナク、小敵ヲサゲスミ、オモム井蛙セイアホコリニ似タリ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)