“趣意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅい60.0%
しゆい30.0%
おもむき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中津の藩政も他藩のごとくもっぱぶんを守らしむるの趣意しゅいにして、圧制あっせいを旨とし、その精密なることほとんど至らざるところなし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
見いだし且つは其所の役人自然しぜん私欲しよくすぢ等之れあり下々の者難澁なんじふ致す向もあらば夫々御糺明きうめい仰付おほせつけらるゝ御趣意しゆいなり依て上樣御目代もくだいとの仰を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
めぐまれ其後五ヶ年の後九助江戸より歸國のせつ藤八方へ一ぱく致せし時私しも藤八方に居不思議に再會さいくわい仕つりしかど其節は途中とちうにて胡麻灰ごまのはひに出合九助難儀なんぎ致す趣意おもむきに付金子のことに心つかひ仕つり居り先年の禮さへ熟々しみ/″\申候間合まあひ御座なく候まゝ不義など致し候事は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)