“途中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とちゅう70.3%
とちう19.5%
とちゆう5.4%
みち3.2%
みちすが0.5%
みちなか0.5%
みちみち0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「蝗君。大旅行家。ではさよなら。用心をしたまえ——途中でいたずらっ子につかまってその美しいをもがれないように。失敬。」
蝗の大旅行 (新字新仮名) / 佐藤春夫(著)
温泉かうとして、菊屋廣袖着換へるにけても、途中胴震ひのまらなかつたまで、なからずかされたのである。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
同伴者親類義母であつた。此人途中萬事自分世話いて、病人なる自分までけるたのである。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それでも世界中が親類と思うて、西洋人の世話までしてみましたが、誰でもの話だけが親類で、他事途中擦違うても知らん顔です。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
杉浪之助が源女の小屋から、自宅へ帰る途中らに見た、香具師の死骸は弁太郎なのであった。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
途中で拾うた赤い布片なぞを持って帰ってやりますとこの花子が……この娘の名前で御座います……コイツが有頂天も無う喜んでおりましたそうで、その喜びようが
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
途中うしろを振り返って行くと、明石町の手前、さむさ橋の際へ来た時、はたして後に、御家新の姿が見えた。