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途轍
ふりがな文庫
“途轍”の読み方と例文
読み方
割合
とてつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とてつ
(逆引き)
柿江は爪を噛みつづけたまま、上眼と横眼とをいっしょにつかって、ちらっと西山を見上げながら、
途轍
(
とてつ
)
もなくこんなことをいった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
イヤハヤ
途轍
(
とてつ
)
も無い邊にまで利用されるに至つたほどであるが、最初はこれも矢張り支那文學美術すべて支那影響を受けた頃に起つたことである。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
途轍
(
とてつ
)
もない事と思うても背に替えられぬ腹を据えて、いかにも日に一人ずつ遣ろうと誓うたので、蛇尾の
尖
(
さき
)
を以て穴を塞ぎ水を止め天魔敗走した。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
途轍(とてつ)の例文をもっと
(27作品)
見る
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
轍
漢検準1級
部首:⾞
19画
“途”で始まる語句
途
途中
途端
途々
途方
途切
途絶
途次
途上
途断
“途轍”のふりがなが多い著者
谷譲次
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
井上円了
有島武郎
葉山嘉樹
中里介山
南方熊楠
幸田露伴
林不忘