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途次
ふりがな文庫
“途次”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みちみち
42.9%
とじ
28.6%
みちすがら
23.8%
みち/\
4.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちみち
(逆引き)
途次
(
みちみち
)
小児科医の家の前を通る度に、学士は車を停めて、更に注射を加えて行こうかと考えて、到頭それも試みずに本郷へ着いた。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
途次(みちみち)の例文をもっと
(9作品)
見る
とじ
(逆引き)
そうして流転の
途次
(
とじ
)
において、二度三度
否
(
いな
)
無限に「小なる生命」を産み育てる。死は単なる現象に過ぎない。死は罪を
贖
(
あがな
)
うことは出来ない。……
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
途次(とじ)の例文をもっと
(6作品)
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みちすがら
(逆引き)
去年秋銃猟の
途次
(
みちすがら
)
、渋茶を呑みに立寄って以来、婆や、
家
(
うち
)
は窮屈で
為方
(
しかた
)
がねえ、と言っては、夜昼
寛
(
くつろ
)
ぎに来るので、里の乳母のように心安くなった。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
途次(みちすがら)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
みち/\
(逆引き)
それで
車錢
(
くるません
)
だけでも
幾
(
いく
)
ら
助
(
たす
)
かるか
知
(
し
)
れないといふので
貧乏
(
びんばふ
)
な
百姓
(
ひやくしやう
)
から
能
(
よ
)
く
聘
(
よば
)
れて
居
(
ゐ
)
るのであつた。
勘次
(
かんじ
)
は
途次
(
みち/\
)
お
品
(
しな
)
の
容態
(
ようだい
)
を
語
(
かた
)
つて
醫者
(
いしや
)
の
判斷
(
はんだん
)
を
促
(
うなが
)
して
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
途次(みち/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
“途次”の意味
《名詞》
ある場所へ向かう道の途中。接続助詞的にも用いる。
(出典:Wiktionary)
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
“途”で始まる語句
途
途中
途端
途々
途方
途切
途絶
途轍
途上
途断
検索の候補
御途次
“途次”のふりがなが多い著者
島崎藤村
竹久夢二
正岡容
長塚節
泉鏡太郎
泉鏡花
吉川英治
国枝史郎
永井荷風
岡本綺堂