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品
ふりがな文庫
“品”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しな
54.2%
ひん
34.4%
もの
4.4%
ほん
2.2%
ぴん
1.5%
ぽん
1.5%
ぼん
1.1%
しん
0.4%
ヒン
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しな
(逆引き)
そのかわり、
家来
(
けらい
)
たちは子ジカの
舌
(
した
)
と目を切りとって、それをむすこを殺した
証拠
(
しょうこ
)
の
品
(
しな
)
として、
伯爵
(
はくしゃく
)
のところへもってかえりました。
三つのことば
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
品(しな)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひん
(逆引き)
謙譲の
褄
(
つま
)
はづれは、
倨傲
(
きょごう
)
の
襟
(
えり
)
より
品
(
ひん
)
を備へて、
尋常
(
じんじょう
)
な
姿容
(
すがたかたち
)
は
調
(
ととの
)
つて、
焼地
(
やけち
)
に
焦
(
い
)
りつく影も、水で描いたやうに涼しくも
清爽
(
さわやか
)
であつた。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
品(ひん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
もの
(逆引き)
どこへ入れておいたら一番安全かと、寶石ずきが、素晴らしい寶石でも手に入れたときのやうに貴重な
品
(
もの
)
とした。そこで、
香箱
(
かうばこ
)
の中へしまふことにした。
桑摘み
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
品(もの)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
ほん
(逆引き)
光厳の弟ぎみ、梶井ノ二
品
(
ほん
)
親王
(
しんのう
)
もここへ来合わされ、御門徒の勝行房、上林房以下二、三十人の法師武者らとともに
落人
(
おちゅうど
)
の列に入った。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
品(ほん)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぴん
(逆引き)
『
然
(
しか
)
らば、
天下
(
てんか
)
二
品
(
ひん
)
なんだ。まア
好
(
い
)
いです』と
余
(
よ
)
は
慰
(
なぐさ
)
めたが、
或
(
あるひ
)
は
又
(
また
)
兒島氏
(
こじまし
)
や
大瀧氏
(
おほたきし
)
の
處
(
ところ
)
にも、
天下
(
てんか
)
一
品
(
ぴん
)
が
屆
(
とゞ
)
いて
居
(
ゐ
)
はせぬか?
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
品(ぴん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぽん
(逆引き)
濠はそれに
併行
(
へいこう
)
して、幅は二間をこえ、通例のもの以上築土も高い。いわゆる町の城廓のそれとなき様式をこの本山日蓮宗八
品
(
ぽん
)
派
(
は
)
の寺域もまた
踏襲
(
とうしゅう
)
していた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
品(ぽん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぼん
(逆引き)
下
品
(
ぼん
)
の感傷とは、新派劇である。中品の感傷とはドストヱフスキイの小説である。上品の感傷とは、十字架上の耶蘇である、佛の涅槃である、あらゆる地上の奇蹟である。
散文詩・詩的散文
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
品(ぼん)の例文をもっと
(3作品)
見る
しん
(逆引き)
私はまた親睦会というから大方演じゅつ会のような
種
(
たち
)
のもんかしらとおもったら、なアにやっぱり
品
(
しん
)
の好い
寄席
(
よせ
)
だネ。
此度
(
こんだ
)
文さんも往ッて御覧な、木戸は五十銭だヨ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
品(しん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒン
(逆引き)
あの気づよ過ぎる処は、
品
(
ヒン
)
とうれひで、十分救うて行くことであらう。楠昔噺の爺婆を、憐に演じ了せるやうになれば、延若も彼も共に達人の境に達したと謂ふものである。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
品(ヒン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“品”の意味
《名詞》
(しな)人が使用したり消費する対象。もの。品物。
(ヒン)人としての資質。品格。
(出典:Wiktionary)
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“品”の類義語
物
品物
雅
風雅
品位
“品”を含む語句
上品
物品
品物
一品
品質
贓品
玩弄品
品評
下品
手品
作品
品行
不品行
記念品
手遊品
此品
品位
品格
品々
手品師
...
“品”のふりがなが多い著者
樋口一葉
三遊亭円朝
夏目漱石
泉鏡太郎
泉鏡花
国木田独歩
吉川英治
長谷川時雨
中里介山
野村胡堂