新書太閤記しんしょたいこうき07 第七分冊07 だいななぶんさつ
備前岡山の城はいま旺んなる改修増築の工事にかかっている。 ここの町を中心として、吉備平の春を占めて、六万の軍馬が待機していた。 「いったい戦争はあるのかないのか」 熟れる菜の花を見、飛ぶ蝶に眠気を誘われ、のどかな町の音響や、城普請の鑿の音な …
作品に特徴的な語句
キタ ごち ノボ わか 尿イバリ こと 湿じめ さぎはし かず 紅玉べにだま ばん かたじけの クラ ざむらい うたた 天窓たかまど きょう 山端やまはず さつ ちが っる 退 いね きく がしら ゑひ 此方このほう 夢幻ユメマボロシ そく げん どま 歩行かち しゅう 牛車ぐるま ぽん ヒジリ かお いっ そその 扮装いでた しぼ しゅう ほぐ さが ともの せん かお 退しりぞ 咳声しわぶ だま 洒落しゃらく 旌旗セイキ じゃく そく マカ うずく しも ことほ ため 種々くさぐさ 執拗しゅうね かたわ づめ たく そら 可成よしなり 腫物おでき かむり いち 正午しょううま 介添かえぞえ 御思おんおぼ かえ ただ とも 化粧けわい 発句はっく 御諚ゴジョウ かがや
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