“侍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はべ28.1%
さむらい21.4%
かしず17.1%
7.4%
さむらひ5.4%
さむれえ3.1%
はんべ2.8%
さむら1.5%
かしづ1.3%
ざむらい1.3%
かし1.0%
さぶら1.0%
さぶらい0.8%
はん0.8%
さもら0.5%
さむらえ0.5%
さんぴん0.5%
さむれ0.5%
0.5%
ジシキ0.5%
さふら0.3%
さぶろ0.3%
さむ0.3%
さむれい0.3%
さむろ0.3%
さも0.3%
ざむらひ0.3%
そば0.3%
0.3%
つかへ0.3%
つき0.3%
はべら0.3%
はべり0.3%
ひと0.3%
もの0.3%
ソバ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が伺いました日も、うわさに違わず、臨淄侯曹植様には、丁儀、丁廙などという寵臣をらせて、前の夜からご酒宴のようでした。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鴎外が芝居を見に行ったら、ちょうど舞台では、色のあくまでも白いが、部屋の中央に端坐し、「どれ、書見なと、いたそうか。」
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
良人に代って、自分が一切の世話をしてくひとであるが、却って彼女が老母のふところに抱かれて安らぐような日が多いのである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その年の冬から翌年の正月にかけては、彼はまた、親のそばにも姫路にもしていなかった。めずらしく私的な旅行をして歩いていた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
講釈のと読較べると、按摩取立られたとより、此天狗化物らしいが、つて事実えるのが面白い。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
角「えゝ、それじゃアおは鹽原角右衞門というおの妹で、其の家来の岸田右内さんのおかみさんで、おかめさんと云いやすんかえ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
神尾主膳は、同じ家の唐歌という遊女の部屋に納まって、太夫禿とをらせて、羅宇の長い煙管で煙草をふかしていると、しく
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
舎人あるいは近習・資人などとあるものと同じく、その仕うる人の身辺に近くいて、その用を弁じ、その身を護りしものなり。
武士を夷ということの考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
そしていくら遅くなつてもかまはず、優しくくんだ。そして愛情を起させるやうに女の方からしむけて行けば、柔よく剛を制すの道理だからね。
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
維新の政変はお百姓の出世時というようなことを、都会に生れたものは口にしていたが、「お百姓の出世」とは、幕府直参でない、地方の出世という意味で
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
の如くひ給ひしが其後は將監々々と御呼なさるゝ加納將監も是よりして徳太郎君を主人の如くにまひづき養育なし奉つりける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「はい、引渡しましょう。秋や定。」と急込むにぞ、側にいける侍女、ばらばらと立懸くるを、遮って冷笑
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
踊るものは、表向は町のものばかりというのであるが、皆頭巾で顔を隠して踊るのであるから、の子が沢山踊りに行く。中には男で女装したのもある。女で男装したのもある。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
にして苦沙弥先生門下の猫児となって朝夕虎皮の前にべるので先生は無論の事迷亭
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
御門へど昨日今日すこともなし 〔巻二・一八四〕 日並皇子宮の舎人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
が町人をっ斬るてえだよ、あの二人は成田りかも知んねえが、通りがかりに侍へき当ったとかいうので、侍が腹ア立って、侍に往き当たるてえことはねえ
「なアんだ、あんなでも、さすがにこのおれ様はこわいとみえる。あはははは、おに帆あげて逃げていきゃあがった。ざまア見やがれ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
角「誠に年はいかねえが、へえ八歳ぐれえなもんで、へえ実のなる木は花から違うって、あんたおえでごぜえやすな」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
馬袁長老のお話に依ると、陛下の御衣を扱われるのが貴女のお役目だということですが、そうすると貴女は時々陛下に身近くべることがございましょう。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
後草に九月十三夜のにて「去年今夜清涼 秋思詩篇独 恩賜御衣今コヽニアリ 捧持毎日拝余香」此御作にあり、その
調ひ兩人に提灯持鎗持草履取三人越前守主從四人都合十人にて小石川御屋形を立出數寄屋橋御門内なる町奉行御役宅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ちょっと、が……あの見て参じます。」と茶の道にうたる小間使の秀、御次へスルリ、辷出でて東の縁の雨戸一枚外して取るや否や、わんと飛付くを、——叱りながら
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「とう——とうたらりたらりらア——。千代までおわしませエ——。吾等も千秋らおう——。鶴と亀とのにてエ——。幸い心にまかせたりイ——。とう——とうたらりたらりらア……」
あやかしの鼓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「違げえねえ。一ぺん死にゃ二度と死なねえや! いってえおいらおという奴が気に喰わねえんだ。百姓と見りゃ踏みつけにしやがって気に喰わねえんだ。やッつけろ。やッつけろッ。みんな死ぬ覚悟でやッつけろ」
中世以後武士を「」と申すのは、主人のらにうて、身の回りの面倒をみたり、主人のために雑役に従事したためであります。
恋しき日やらひなれし東椽の隅のはしらにおもかげ立たむ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
人の見るかと背後の見られて、恐る/\門のへ寄れば、信如もふつと振返りて、此れも無言に脇を流るゝ冷汗、跣足になりて逃げ出したき思ひなり。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
僕は、病床して看護してれる、しい女性も知らないでしい臨終げるんだ!
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「天皇をけて天の下を定めたまふ。たまふ際に於いて、政事に及びて、け補ふ所多し」と記してある。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
そうしてその中から執事とか、あるいは会計主任とか、また商将とか、あるいはラマのおとかいうような者を選抜して、いろいろその勤める範囲が違って居ります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
うしろに下がって声高に呼び上げた退屈男のその合図待ちうけながら、閉められていた御陣屋門がギイギイと真八文字に打ち開かれると、茶坊主お小姓一統を左右にせて
長嘯子のえらびへる諸虫歌合せの跡をて、恋のこゝろのざれ歌をのばへるに、兎角して夜もふけし、江山風月常のあるじなければ、しろをせむる大屋もあらねど
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「ほんとに女のようなお若い、お美しいおでいらっしゃるのに、お足を、あんなにお痛めなすっては、おかわいそうでございます」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
もともとお蔵屋敷のといえば、武士であって町人のような、金づかいのきれいな物毎に行きわたった世れた人が選まれ、金座、銀座
又ふり立てる事を比喩にとつて言へば、其白馬の耳の如く、益年高く、天の直下の国をお治めなさる事の兆し、又この白いの活けた貢物のおのお手馴れの魂移しの道具となつてある為に
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)