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朱
ふりがな文庫
“朱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あけ
39.1%
あか
22.1%
しゅ
21.5%
しゆ
14.7%
アケ
1.3%
シュ
0.6%
あかき
0.3%
プヱルミヨン
0.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あけ
(逆引き)
と思うまに、伊織の前へ、
朱
(
あけ
)
にまみれた死骸が、一つまた一つ——と続けさまに蹴落されて来て、彼の顔へ、しぶきを浴びせかけた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朱(あけ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あか
(逆引き)
正吉の手頸を掴んだお美津の手がわなわなと
戦
(
おのの
)
いていた。然しその眸子は、急に大胆に輝き、
朱
(
あか
)
くしめった唇は物言いたげに
痙攣
(
ひきつ
)
った。
お美津簪
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
朱(あか)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しゅ
(逆引き)
日光の
隠顕
(
いんけん
)
するごとに、
天
(
そら
)
の色はあるいは黒く、あるいは
蒼
(
あお
)
く、
濃緑
(
こみどり
)
に、
浅葱
(
あさぎ
)
に、
朱
(
しゅ
)
のごとく、雪のごとく、激しく異状を示したり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
朱(しゅ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
しゆ
(逆引き)
やゝ
低
(
ひく
)
く、
山
(
やま
)
の
腰
(
こし
)
に
其
(
そ
)
の
流
(
ながれ
)
を
繞
(
めぐ
)
らして、
萌黄
(
もえぎ
)
まじりの
朱
(
しゆ
)
の
袖
(
そで
)
を、
俤
(
おもかげ
)
の
如
(
ごと
)
く
宿
(
やど
)
したのは、つい、まのあたり
近
(
ちか
)
い
峰
(
みね
)
、
向山
(
むかひやま
)
と
人
(
ひと
)
は
呼
(
よ
)
ぶ。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
朱(しゆ)の例文をもっと
(46作品)
見る
アケ
(逆引き)
山裾の勾配に建てられた堂・塔・伽藍は、更に奧深く、
朱
(
アケ
)
に、青に、金色に、光りの棚雲を、幾重にもつみ重ねて見えた。朝目のすがしさは、其ばかりではなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
朱(アケ)の例文をもっと
(4作品)
見る
シュ
(逆引き)
二
(
フタツ
)
ノ
眼
(
マナコ
)
ハ
朱
(
シュ
)
ヲ
解
(
トイ
)
テ。鏡ノ
面
(
オモテ
)
ニ
洒
(
ソソ
)
ゲルガゴトク。
上下
(
ウエシタ
)
歯クイ
違
(
チゴウ
)
テ。
口脇
(
クチワキ
)
耳ノ根マデ広ク
割
(
サ
)
ケ。
眉
(
マユ
)
ハ
漆
(
ウルシ
)
ニテ
百入塗
(
モモシオヌリ
)
タルゴトクニシテ。額ヲ隠シ。
振分髪
(
フリワケガミ
)
ノ中ヨリ。
五寸計
(
ゴスンバカリ
)
ナル
犢
(
コウシ
)
ノ角。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
朱(シュ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あかき
(逆引き)
室
(
しつ
)
に、
玉鳳
(
ぎよくほう
)
は
鈴
(
すゞ
)
を
啣
(
ふく
)
み、
金龍
(
きんりう
)
は
香
(
かう
)
を
吐
(
は
)
けり。
窓
(
まど
)
に
挂
(
か
)
くるもの
列錢
(
れつせん
)
の
青瑣
(
せいさ
)
なり。
素
(
しろき
)
柰
(
からなし
)
、
朱
(
あかき
)
李
(
すもゝ
)
、
枝
(
えだ
)
撓
(
たわゝ
)
にして
簷
(
のき
)
に
入
(
い
)
り、
妓妾
(
ぎせふ
)
白碧
(
はくへき
)
、
花
(
はな
)
を
飾
(
かざ
)
つて
樓上
(
ろうじやう
)
に
坐
(
ざ
)
す。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
朱(あかき)の例文をもっと
(1作品)
見る
プヱルミヨン
(逆引き)
土は
朱
(
プヱルミヨン
)
を盛り上げて居る。
南洋館
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
朱(プヱルミヨン)の例文をもっと
(1作品)
見る
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
“朱”を含む語句
朱塗
朱雀大路
朱欒
朱色
朱筆
朱雀
朱鞘
朱羅宇
朱泥
朱唇
朱門
朱砂
朱雀野
堆朱
朱漆
朱盆
朱房
朱実
黝朱
朱柄
...
“朱”のふりがなが多い著者
吉川英治
北原白秋
泉鏡太郎
三遊亭円朝
林不忘
泉鏡花
中里介山
佐々木味津三
上田敏
国枝史郎