“天”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
てん24.8%
あま24.2%
あめ22.1%
そら19.4%
アメ3.5%
アマ1.9%
1.3%
テン1.3%
0.6%
アメノ0.6%
(他:1)0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“天”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集76.2%
文学 > フランス文学 > 詩36.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌13.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
みねあり、てんさへぎり、せきあり、とざし、うますゝまず、——うますゝまず。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
産業別の生産組合は、或る一つの企業をやるとき、必ずてんから勤労者福祉資金何割というものを予算に加えて仕事をはじめる。
半七も物干ものほしへあがって、今夜からもう流れているらしいあまの河をながめていると、下から女房のお仙が声をかけた。
半七捕物帳:35 半七先生 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
翼からパッパッと青白い火花が散ってゆく、ロケットの火だ。ああ『富士』はロケットの力であまかけるのだ。しかも音がない。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
はるぎて夏きたるらし白妙しろたへころもほしたりあめ香具山かぐやま 〔巻一・二八〕 持統天皇
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ひさかたのあめ香具山かぐやまこのゆふべかすみたなびくはるつらしも 〔巻十・一八一二〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
けれども人々は、ただ雲をつかんで影をながめるばかりなのを……謹三は一人その花吹くそら——雲井桜を知っていた。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
思わず一足退きしが屈せずふるって立ち出でつ、欄をつかんできっとにらめばそら五月さつきやみより黒く
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
棚は、アメ湯河板挙ユカハタナ・棚橋・閼伽棚(簀子から、かけ出したもの)の棚で、物からかけ出した作りである。
たなばたと盆祭りと (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
アメ日矛ヒホロの持ち帰りし浪振比礼ナミフルヒレ浪切ナミキル比礼、臣津野オミツヌ命の国作りの神話
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
あまんじやくは即、土地の精霊で、日本紀には、アマ探女サグメとして其話があり、古事記や万葉集にも見える。
鬼の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
アマツミは、田植ゑに臨む、村の仮装神人及び巫女——早処女サヲトメ——の、長期の物忌み生活から出た起原説明物語であつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と、畠山五郎は木の根へ駈けた。そしてその敏捷なすがたが、高い枯れ木のッぺんへよじのぼって行くのにひかれて、ついみな顔を空にしていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「中の峠を越えたその先のっ辺で、すばらしい見晴らしのある所でございますよ。旦那様方も、これから甲府の方へおいでになるなら、いやでもそこに足を止めるでしょう」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
テンの神 高天タカマ大御祖オホミオヤ教へ給へと祈らうにも、國ナカは國低し。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
このヂユウ申し上げた滋賀津彦シガツヒコは、やはり隼別でもおざりました。天若日子アメワカヒコでもおざりました。テンに矢を射かける——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
緩やかに道糸に送りをくれておいて、水から抜き上げる手際てぎわは、我が子ながらっ晴れと感じたのであった。
小伜の釣り (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
「その日の出で立ち花やかに、勇み進みし働きは、ぱれ勇士と見えにける。……」母は孫にでも聞かせてゐるのか、大津絵の替へ唄を唄ひ続けた。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
アメノ香具山をあれだと考へた時、あの下が、若い父母チヽハヽの育つた、其から、叔父叔母、又一族の人々の、行き來した、藤原の里なのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
アメノ香具山をあれだと考へた時、あの下が、若い父母チヽハヽの育つた、其から、叔父叔母、又一族の人々の、行き來した、藤原の里なのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
みそらの海にうらぶれて
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)