“天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てん25.7%
あま24.7%
あめ21.1%
そら18.8%
アメ3.4%
アマ2.1%
1.3%
テン1.1%
0.6%
アメノ0.6%
0.2%
ぞら0.2%
みそら0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
峠と書いてタワ又はタヲと読ませているものが中国には可なり多く、四国には滑峠なめつとうてんとうの如くトウと読ませているものさえある。
(新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「海行かばづくかばね、もとよりわが聯合艦隊は全滅を覚悟して戦います。あまつ神、国つ神よ、ねがわくはこの皇国すめくにを守らせたまえ。」
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
「なれど今『あんちおきや』の帝は、あめが下に並びない大剛の大将と承つた。されば悪魔ぢやぼも帝の御身には、一指をだに加へまじい。」
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
直ぐに其の音を打消す他の響が傳はる。これは不來方こずかた城畔の鐘樓から、幾百年來同じ鯨音おと陸奧みちのくそらに響かせて居る巨鐘の聲である。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
アメなるや、おとたなばたのうながせる、玉のみすまる、みすまるに、あな玉はや。三谷二渡ミタニフタワタらす、あぢしきたかひこねの神ぞや(記)
たなばたと盆祭りと (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その罪過は所謂八個の「アマつ罪」、即ち畔放アハナチ溝埋ミヅウメ樋放ヒハナチ頻蒔シキマキ串刺クシサシ生剥イキハギ逆剥サカハギ屎戸クソベの八個にして、大祓の祝詞に特筆する所なり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
女の亭主らしい男は、なに思ったか、急に大勢の村人むらびとをこう制して、相手の風態ふうていを、足の先からっぺんまで見直して言った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このヂユウ申し上げた滋賀津彦シガツヒコは、やはり隼別でもおざりました。天若日子アメワカヒコでもおざりました。テンに矢を射かける——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
もっとも食足くいたればいんを思うのは、我々凡夫のならいじゃから、乳糜を食われた世尊の前へ、三人の魔女を送ったのは、波旬もぱれ見上げた才子じゃ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
アメノ香具山をあれだと考へた時、あの下が、若い父母チヽハヽの育つた、其から、叔父叔母、又一族の人々の、行き來した、藤原の里なのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
唯独ただひとりで身に叶うけの事を勤めて開国一偏、西洋文明の一張りでリキンで居る内に、政府の開国論が次第々々に真成ほんとうのものになって来て、一切いっさい万事改進ならざるはなし
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
三ホーマー打ちし青ぞら獄庭にはにあり小雑草をぐさの萠えて日向かなしく
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)