“天稟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
てんぴん80.0%
てんびん8.8%
てんりん7.5%
うまれ1.3%
うまれつき1.3%
テンピン1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“天稟”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語11.5%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
歴史 > 伝記 > 個人伝記1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「徐庶の人物、才識、その修業を十のものとして、たとえるならば、それがしの天稟てんぴんはその二ぐらいにしか当りますまい」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
騎馬の上手は、天稟てんぴんだった。市川大介が師範であったが、近頃は独り乗りこなして、むしろ大介をしりえに見ていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして私の天稟てんびんのなかに何らかのよきものがありますならばそれを他人に与えるような生活がしたいと思います。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「良心も同じものです。良心とは、われわれが自己のうちに有している天稟てんびんの学問の量をさすのです。」
又この男の空想が如何にも豊富で、一種天稟てんりんの威力を持つてゐるので、己の霊はそれに引き入れられるやうであつた。
技術の上には前いう如く天稟てんりん的だし当人も非常に好きなものだから技術は日に増し上達する。
二面の箏 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
同じ油を売るならば資本もとでをおろして一構えの店を出したき心願、少し偏屈な男ゆえかかる場合に相談相手とするほどの友だちもなく、ちまけて置座会議にのぼして見るほどの気軽の天稟うまれにもあらず
置土産 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
弱い者は何処までも助けようと云う天稟うまれつきの気象で、さんくらうまれ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
向山の玉兎庵で五長太という士族を谷へ投込みました者は、大力無双の筏乗市四郎という者でありますが、此の人は誠に天稟うまれつき侠客きょうかくの志がございまして、弱い者を助け、強い者は飽くまでも向うを張りまするので
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其老女たちすら、郎女の天稟テンピンには、舌を捲きはじめて居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)