“てんぴん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テンピン
語句割合
天稟83.7%
天禀14.1%
天品2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その程度なら、君、語学を専攻するだけの天稟てんぴんがある」と、先生は梵語の手並をためした上で、こんな思いきったお世辞を言う。
勉強記 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
天禀てんぴんならむは教へずとも大なる詩人となりぬべし。野にふる花卉くわきうるはしさ、青山の自然の風姿、白水のおのづからなる情韻、豈人間の所爲ならむ。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
元来矢野は意志の力が強く天品てんぴん詩人的な男だから、浮薄ふはく名誉心めいよしんなどに動かされるたちではないけれど、み篶子すずこゆえには世俗的の名誉も求めねばならないような気がしているのも事実である。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)