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『柵草紙の山房論文』
ふりがな文庫
『
柵草紙の山房論文
(
しがらみそうしのさんぼうろんぶん
)
』
我に問ふ、何故に久しく文を論ぜざるかと。我は反問せむとす、何故に久しく論ずべき文を出さゞるかと。我が文學上の評論をなさんといひし誓は、今やいたづら事になりなむとす。其咎果して誰が上にか歸すべき。 露伴子はその著當世外道の面に於いて、柔弱者の …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 文学 > 文学理論 作法
初出
「柵草紙」1891(明治24)年9月~1892(明治25)年6月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2時間17分(500文字/分)
朗読目安時間
約3時間48分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
質
(
ヱエゼン
)
傷
(
きずつけ
)
實
(
レアヽル
)
目的
(
テレオロギイ
)
病
(
へい
)
義
(
ベグリツフ
)
非
(
なみ
)
据
(
よ
)
支
(
つかへ
)
故
(
かれ
)
義
(
こゝろ
)
教育
(
ペダゴオギツク
)
見
(
あらは
)
凡
(
おほよ
)
想
(
イデエ
)
技倆
(
ぎりやう
)
現
(
げ
)
有
(
う
)
合
(
がつ
)
情
(
こゝろ
)
批評
(
クリチツク
)
著
(
あらは
)
微行
(
インコグニトオ
)
尚
(
たふと
)
破
(
やれ
)
大
(
おほい
)
便
(
たつき
)
冲
(
のぼ
)
反對
(
コントレエル
)
蓋
(
けだし
)
縁
(
よ
)
度
(
はか
)
禿
(
ちび
)
禁
(
いまし
)
奴
(
ど
)
發
(
はな
)
是
(
こゝ
)
果
(
はか
)
表
(
あらは
)
鎭
(
とこしなへ
)
櫃
(
き
)
萎
(
しほ
)
汝
(
なんぢ
)
跛足
(
はそく
)
彼
(
かの
)
探究
(
フオルシユング
)
遠
(
とほざ
)
遽
(
にはか
)
明
(
あきらか
)
是
(
かく
)
曠
(
むなし
)
曰
(
いはく
)
酷
(
はなは
)
哀
(
あはれ
)
釋
(
ときあか
)
概
(
おほむね
)
却
(
しりぞ
)
蒼海
(
さうかい
)
著
(
しる
)
麗
(
うるは
)
禁
(
た
)
出
(
いだ
)
生
(
お
)
疊
(
かさ
)
臨時
(
テムポレエル
)
須
(
ま
)
餘
(
あまり
)
容
(
ゆる
)
肋骨
(
ろくこつ
)
宜
(
むべ
)
學
(
まなび
)
孰
(
いづれ
)
或
(
あるひ
)
論理
(
ロギツク
)
窘
(
くるし
)
好
(
この
)
併
(
なら
)
奈何
(
いかに
)
我
(
わが
)
太虚
(
ダス、アプゾルウテ
)
懷
(
いだ
)
太
(
はなは
)
謂
(
いひ
)
相
(
あひ
)
慈
(
じ
)
聊
(
いさゝか
)
觀察
(
ベオバハツング
)
因
(
ちなみ
)
即
(
すなはち
)
況
(
いはん
)
泥
(
なづ
)
彷徨
(
はうくわう
)
羅織
(
らしよく
)
荷
(
かつ
)
焦燥
(
いらだ
)
然
(
し
)
中
(
あ
)
若
(
し
)
最
(
いと
)
傾
(
かたむき
)