“跛足”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
びっこ57.1%
びつこ31.0%
ちんば8.3%
はそく1.2%
チンバ1.2%
リンピイ1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“跛足”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
跛足びっこでこそあるけれども米友は、つえをついて飛んで歩けば、あたりまえの人には負けない速力で歩くことができます。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
米友は頬冠ほおかぶりをして、例の梯子くずしを背中に背負しょって、跛足びっこを引き引き大門おおもんを潜りました。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
まだ三十五六といふのに、眇目めつかち跛足びつこで、虫喰ひ頭の禿はげちよろで、まことに見る影もない男だつたのです。
跛足びつこだつた筈の辰三は、跛足でも何んでもなく、その逃げ足の素早さには、平次も彌次馬も追ひ付けさうにありません。
下男の猪之松が庭を案内してくれました。二十七八のまだ若くて元氣な男ですが、眞つ黒で少し跛足ちんばで、おまけに小人に近い小男です。
娘お糸、——十九年間手鹽にかけて輝くばかりに美しく育てた一人娘お糸の命を救ふ爲には、與次郎はもう跛足ちんばなんかの眞似をして居られなかつたのです。
われはもとより譬喩ひゆ跛足はそくになり易きを知れば、こゝに持藥劇藥の事を論ぜず。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
跛足チンバを罵る時にも、同様「ち※ば/\。どち※ば」と謡ふ。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
リンピイは海から来た男で、そしてPIMPだった——あとで解る——それはいいが、ついうっかりしてるうちに僕もき込まれて、その跛足リンピイリンプの助手みたいな仕事をしなければならないことになった。
すると跛足リンピイリンプ——これはあとから酒場で自己紹介し合って判ったのだが、男は、Limpy Limp なる呼名よびなに自発的に返事して、つまりびっこだった——は、ここで一そう、ぴょこんと僕の胸へ飛びつくように現れて、それから、もう一度手を伸ばした。