“はそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
把捉60.0%
坡仄20.0%
跛足20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし腹の中では自分にびる一種の快感を味わった。それは自分が実際ひとにそう思われているらしいという把捉はそくから来る得意にほかならなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
寐る胡蝶羽に墨つけん縁の先 坡仄はそく
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
今の西暦第十九世紀の醫道に至りては、おそらくはた持藥の名を口にするものなからむ。われはもとより譬喩ひゆ跛足はそくになり易きを知れば、こゝに持藥劇藥の事を論ぜず。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)