“復”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かえ29.8%
また26.9%
16.0%
かへ8.5%
ふく4.3%
もど3.2%
ふたた2.7%
1.9%
ふたゝ1.6%
マタ1.6%
(他:14)3.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“復”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]56.7%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション29.4%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本21.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
幕府倒れて王政いにしえかえ時津風ときつかぜなびかぬ民草たみぐさもない明治の御世みよに成ッてからは
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
降りやんだ屋根の色がもとにかえる前、夫婦は亜鉛張トタンばりひさしすべり落ちる雪の音に幾遍か驚ろかされた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
此の氣をして漸く佳ならしむる、之を氣を錬るといふ、錬り錬つてまた錬るを須ひざるに至る、之を氣を化するといふのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
二千九百二十米の峰から少し下るとまた上りとなって、角張った大岩の斜面を六十米許り攀じ登り、狭い峰頂の三角点に達した。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「お雪さん、ゆっくり御話も出来ないような訳ですが、今度は失礼しますよ——いずれたお目に掛りますよ」とお種も言った。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今度こんどあいちやんは、芋蟲いもむしはなすまで辛抱しんばうしてつてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
一日行程の道を往復しても、往きは長く、かへりは短く思はれるものであるが、四五十日の旅行をしても、さういふ感じがある。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
心晦こころくらみて覚えず倒れんとする耳元に、松風まつかぜ驀然どつと吹起りて、吾にかへれば、眼前の御壕端おほりばた
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
翌朝よくてうになつてると、海潮かいてうほとん平常へいじやうふくしたが、見渡みわたかぎ
幕政の組織を改めて王政のいにしえふくしたるそのきょなづけて王政維新おうせいいしんと称することなれば
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
阿那律その妻子の歎くをあわれみ、その者を尋ねて悔過せしめ、男子となりもどって家内に遇わしめた(『経律異相』十三)。
五十あまり老夫おやぢのこれも戸惑とまどひしてきつもどりつせし揚句あげく、駅夫にひかれて室内に押入れられ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
その翌日も翌〻日も自分は同じ西袋へ出かけた。しかしどうした事かその少年にふたたび会うことはなかった。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
秀吉が政宗の帰国を許したに就ては、秀吉の左右に、折角山を出て来た虎をふたたび深山に放つようなものである、と云った者があるということだ。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
石狩いしかり平原は、水田已にばんで居る。其間に、九月中旬まだ小麦の収穫をして居るのを見ると、また北海道の気もちにえった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
吾にえった彼の眼の前に、両手りょうてにつまんで立った鶴子のしろ胸掛むねかけから、花の臙脂えんじがこぼれそうになって居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
おつぎがあわてゝうしろかうとするときふたゝはげしくつたがおつぎのはなあたつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
朝食を終つてから宿の主人や東日とうにちの通信員の案内を得てふたゝび華嚴の瀧へと向つた。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
唯、郎女はマタ、秋分の日の近づいて来て居ることを、心にと言ふよりは、身の内に、そく/\と感じ初めて居たのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯、郎女はマタ、秋分の日の近づいて來て居ることを、心にと言ふよりは、身の内に、そく/\と感じ初めて居たのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
難有ありがとう存じます、まだちっとも眠くはござりません、さっき体を洗いましたので草臥くたびれもすっかりなおりました。)
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
何存ぜぬことがあるものか、これはな、お雪、お前の体に使うのだ、これでその病気をなおしてやる。
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
段々だん/″\老人としよりにもおよぼして、のちには婦人をんな病人びやうにんもこれでなほる、なほらぬまでも苦痛いたみうすらぐ
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
難有ありがたぞんじます、ちツともねむくはござりません、前刻さツきからだあらひましたので草臥くたびれもすつかりなほりました。)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
主人はそういう風にして一緒に出かけますこと楽しみにしてたらしいのんで、「またもう一遍いっぺん学生時代にかいったような気イするなあ」などいいますから、「夫婦づれで自動車で通う学生あったらおかしいやないか」いいましたら、あはあは笑うたりなんぞして上機嫌じょうきげんでした。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ただ心配になりましたのんは、わたしはそいでかめしませんけど、光子さんの方はどう思てなさるやら、さぞかしえらい係り合いになって迷惑してはるに違いない思いましたら、そいからはこう、学校のかいりなぞに出遭であうことありましても、何や気イさして、前みたいに顔しげしげと見守ること出来しませなんだ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
……そのゆきかえりか、どっちにしろ切符の表に、片仮名の(サ)の字が一字、何か書いてあると思いますか。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これ誠に名言で、内典にも大施太子、如意宝珠を竜宮に得、海を渡って少眠まどろむ内、諸竜にその珠を盗まれしが、眼覚めて、珠をとりかえさずばついに空しく帰らじと決心し、一の亀甲をって海水を汲みさんとした。
(十三) 有子曰く、信、義に近きときは、ことむべきなり。恭、礼に近きときは、恥辱に遠ざかる。したしむところ其の親を失わざるときは亦とうとぶべきなり。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
爾来ふたたび浮名を展覧会場に争はず。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そこで紳士は直ぐ左手の壁にかかっている沢山の名札なふだの中で一番上の列の一番端にかかっていた「研究所長鬼村正彦おにむらまさひこ」と書いた赤い文字のある札を手にとって、その裏をかえすと、又もとの位置にパチリとおさめた。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
うちの中よりは戸外おもての方が未だ可いので、もうと歩いてゐる中にはをさまりますよ。ああ、此方こちらがお宅ですか」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
やがて静緒の持来もちきたりし水にくちそそぎ、懐中薬かいちゆうくすりなど服して後、心地をさまりぬとて又窓にりて外方とのがたを眺めたりしが、
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
モシモソレヲ怠ッタルトキハ、彼ノ神通力ハ瞬時ニ消滅シ、物ミナ旧態キュウタイモドルベシ、リテアダムハ
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)