“回復”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいふく52.2%
くわいふく13.0%
とりかへ13.0%
とりかへし8.7%
とりかえ4.3%
なお4.3%
なほ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
回復(かいふく)し、空中へとび上ったのだ、そして身体の震動が一定のはげしい震動数に達したとき、われわれの目にはもう見えなくなったのだ
宇宙戦隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
明(あか)るい燈火(ともしび)の下(した)に三人(さんにん)が待設(まちまう)けた顏(かほ)を合(あ)はした時(とき)、宗助(そうすけ)は何(なに)よりも先(ま)づ病人(びやうにん)の色澤(いろつや)の回復(くわいふく)して來(き)た事(こと)に氣(き)が付(つ)いた。立(た)つ前(まへ)よりも却(かへ)つて好(い)い位(くらゐ)に見(み)えた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
其日、丑松は学校から帰ると直に蓮華寺を出て、平素(ふだん)の勇気を回復(とりかへ)す積りで、何処へ行くといふ目的(めあて)も無しに歩いた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
愚(おろか)な自分を責めるより外は無いけれど、死んでもこんな回復(とりかへし)の付かない事を何で私は為ましたらう! 貫一さん、貴方の罰(ばち)が中(あた)つたわ! 私は生きてゐる空(そら)が無い程
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
源は直にゆうべの疲労(つかれ)を回復(とりかえ)して了いました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
蒼白(あおじろ)い顔をそっと少女らしく頬笑ませて、もう自分でも回復(なお)らないことを感じているらしかった。私は黙って室を出た。間もなくお母さんが帰ってきた。
音楽時計 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
『来て下さいね。お約束して置きますよ。あなたが来て看護して下さるなら、すぐと回復(なほ)りますよ……あなたそらさうと肺はどうなの?』