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色澤
ふりがな文庫
“色澤”のいろいろな読み方と例文
新字:
色沢
読み方
割合
いろつや
75.0%
つや
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろつや
(逆引き)
全身の美しい
色澤
(
いろつや
)
、口を開いて、舌を少し出して居る樣子、苦惱の色こそありますが、毒殺でないことは、素人の平次にもはつきり判ります。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
明
(
あか
)
るい
燈火
(
ともしび
)
の
下
(
した
)
に
三人
(
さんにん
)
が
待設
(
まちまう
)
けた
顏
(
かほ
)
を
合
(
あ
)
はした
時
(
とき
)
、
宗助
(
そうすけ
)
は
何
(
なに
)
よりも
先
(
ま
)
づ
病人
(
びやうにん
)
の
色澤
(
いろつや
)
の
回復
(
くわいふく
)
して
來
(
き
)
た
事
(
こと
)
に
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
いた。
立
(
た
)
つ
前
(
まへ
)
よりも
却
(
かへ
)
つて
好
(
い
)
い
位
(
くらゐ
)
に
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
色澤(いろつや)の例文をもっと
(3作品)
見る
つや
(逆引き)
見るからが人の好さ相な、丸顏に髭の赤い、デップリと肥つた、
色澤
(
つや
)
の好い男で、襟の塞つた背廣の、
腿
(
もゝ
)
の邊が張り裂けさうだ。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
その夏
休暇
(
やすみ
)
で歸つた信吾は、さらでだに内氣の妹が、病後の如く
色澤
(
つや
)
も失せて、力なく沈んでるのを見ては、心の底から同情せざるを得なかつた。そして慰めた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
色澤(つや)の例文をもっと
(1作品)
見る
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
澤
部首:⽔
16画
“色”で始まる語句
色
色彩
色々
色沢
色合
色紙
色艶
色褪
色気
色香
“色澤”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
石川啄木
夏目漱石
野村胡堂