“付”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
52.2%
つき16.9%
つけ11.2%
4.5%
わた3.9%
つい3.4%
づき2.8%
づけ1.7%
つく1.1%
1.1%
(他:2)1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“付”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸19.4%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語17.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
が、洋服をた儘、部屋へや敷居しきゐの上に立つて、なにせわしい調子で、細君をけてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
叙景に於てもあなたは矢張り同じ筆法で読者の眼を朦朧もうろうける事がすきであるように見受けました。
木下杢太郎『唐草表紙』序 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
うまつき心配性な彼は、細君のうなり声を余所よそにして、ぶらぶら外を歩いていられるような男ではなかった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
然し、これまで、考えて見ると、私はちっともいわつきの心臓について、具体的なことを申上げて居ませんでしたね。
夜寝よるねときまで枕許まくらもとつけての愛着あいちゃくは、並大抵なみたいていのことではないと
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
勿体もったいなき光輪ごこうまでつけたる事口惜し、何処いずこ業平なりひらなり癩病なりんぼなり、勝手に縁組
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
松蔵まつぞういえが、貧乏びんぼうのために、いっさいの道具どうぐ競売きょうばいせられたことであります。
海のかなた (新字新仮名) / 小川未明(著)
が。それはそれとし、この菊水紋の旗を、尊良親王にして、赤坂城へ下賜された叡慮のうちには図案以上な、機略の妙がうかがわれる。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人々ひとびとこころせよ、それはなんじらを衆議所しゅうぎしょわたし、会堂かいどうにてむちうたん。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
この故に、蛇の如くさとく、はとの如く素直なれ、人々に心せよ、それは汝らを衆議所にわたし、会堂にてむちうたん。
双方打解けて波風なみかぜなく治まりのついたのは誠に目出度めでたい、何もとがめ立てするにも及ばぬようだが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
また金解禁きんかいきん我國わがくに工業こうげふあたへる影響えいきやうついるに
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
今、血相をかえて、城太郎へ向って、背すじを立てている家臣が、即ちその太郎づきの侍なのであろう。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つい若鮎わかあゆうわさにまで先走りて若い者はこまと共に元気づきて来る中に
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
御母さんは束髪の流行はやる今の世に、昔風のまげを四日目四日目にきっとう女で、自分の子を喜いちゃん喜いちゃんと、いつでも、ちゃんづけにして呼んでいる。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たつと名づけられしはあの花漬はなづけ売りなりと、これも昔は伊勢いせ参宮の御利益ごりやくすいという事覚えられしらしき宿屋の親爺おやじが物語に珠運も木像ならず
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
心ならずもあきないをしまい夕方帰かえって留守中の容子ようすを聞くと、いつつくように泣児なくこが、一日一回もなかぬといわ
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
彼我にふ。完き生涯とすぐるゝ徳とはひとりの淑女をさらに高き天に擧ぐ、そののりに從ひて衣を面帕かほおほひつくる者汝等の世にあり 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
お粂がその時、吸い物の向こうけになるようなものを盆にのせて持って来た。お民はそれを客にすすめながら、
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
夜食が済むと座敷を取り片けるので母屋おもやの方は騒いでいたが、それが済むと長屋の者や近所の者がそろそろ集まって来て、がやがやしゃべるのが聞こえる。
郊外 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
あゝら尊し、尊し、銀のねこすてた所が西行さいぎょうなりと喜んでむるともがら是もかえって雪のふる日の寒いのに気がつか詮義せんぎならん。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
日の光さえ此頃このごろは薄うなったかと疑うまで天地を我につれなき者のよう恨む珠運しゅうん、旅路にかりそめの長居ながい最早もはや三月みつき近くなるにも心つかねば
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
右期日以後ハ何時イツ爆発スルヤモハカラレズ、ハナハダ危険ニツキ