“僥倖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうこう70.1%
しあわせ11.8%
さいわい6.3%
げうかう6.3%
さいはひ2.8%
しあはせ2.1%
ふさへ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど、人相家のいうがごとく、外貌によりてその人の身上に何年何月ごろに災難がある、僥倖がある等のことの分かるはずはない。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
だ伊之や/\とから気狂のようで、実の親でもなか/\斯うは参らぬもので、伊之吉はまことに僥倖ものでげす。
僥倖に、白昼の出水だったから、男女に死人はない。二階家はそのままで、辛うじていだが、平屋はほとんど濁流の瀬に洗われた。
絵本の春 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
僥倖にも卵膜膨脹させた液體自分からめて包圍つた。數升液體つて、いてへた蒲團かさうとした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
目懸惡漢共に付込れし所僥倖貴公樣御庇蔭を以て一命を無難に助かり候事呉々有難く候と涙を流してりければ旅の武士は始終樣子
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
初めさせし處僥倖繁昌して今では不足もなくし居りて十七歳になる娘一人けたり概略後藤先生の眞實に御世話下されたるは右申通りゆゑ今度ひ私が供をしながら昔しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「鳥が鳴くの空に僥倖しに、行かんと思へど便宜旅費もなし」との述懐は、当時の都人士の憧憬れるところを露骨に歌ったものであった。