“御庇蔭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかげ50.0%
おんかげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目懸惡漢共に付込れし所僥倖さいはひ貴公樣あなたさま御庇蔭おかげを以て一命を無難に助かり候事呉々有難く候と涙を流してかたりければ旅の武士は始終しじう樣子やうす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
助かりあまつさへ廿兩といふ金子を御惠下おめぐみくだされし御庇蔭おかげを以て今日まで存命仕つる事千萬有難く存じ奉つり候然るに彼のをり國元くにもと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のべ其後夫婦とも暫時しばらく病氣なりしが漸々やう/\全快なしそれより長八と改名して紙屑買となりしに僥倖しあはせよく追々おひ/\繁昌はんじやうして先不自由もなくくらす中お幸といふ娘迄むすめまでまうけたる事など物語ものがたり是と云も皆先生の御庇蔭おんかげなりとあつれい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)