トップ
>
剩
ふりがな文庫
“剩”のいろいろな読み方と例文
新字:
剰
読み方
割合
あまつさ
52.2%
あま
13.0%
あまつ
13.0%
おまけ
8.7%
おま
4.3%
あまさ
4.3%
まけ
4.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまつさ
(逆引き)
……
川
(
かは
)
も
此
(
こ
)
の
邊
(
あたり
)
は
最
(
も
)
う
大溝
(
おほどぶ
)
で、
泥
(
どろ
)
が
高
(
たか
)
く、
水
(
みづ
)
が
細
(
ほそ
)
い。
剩
(
あまつさ
)
へ、
棒切
(
ぼうぎれ
)
、
竹
(
たけ
)
の
皮
(
かは
)
などが、ぐしや/\と
支
(
つか
)
へて、
空屋
(
あきや
)
の
前
(
まへ
)
は
殊更
(
ことさら
)
に
其
(
そ
)
の
流
(
ながれ
)
も
淀
(
よど
)
む。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
剩(あまつさ)の例文をもっと
(12作品)
見る
あま
(逆引き)
口に聖母の
御名
(
みな
)
を唱へつゝ、走りて火に赴きて死せんとす。
爾時
(
そのとき
)
僅に數尺を
剩
(
あま
)
したる烈火の壁面と女房との間に、馬を躍らして
騎
(
の
)
り入りたる一士官あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
剩(あま)の例文をもっと
(3作品)
見る
あまつ
(逆引き)
其方儀
主人
(
しゆじん
)
妻
(
つま
)
何程
(
なにほど
)
申付候共又七も主人の
儀
(
ぎ
)
に
付
(
つき
)
致方
(
いたしかた
)
も
有之
(
これある
)
べき處主人又七に
疵
(
きず
)
を
付
(
つけ
)
剩
(
あまつ
)
さへ
不義
(
ふぎ
)
の申
掛
(
かけ
)
を致さんとせし段
不屆至極
(
ふとゞきしごく
)
に付
死罪
(
しざい
)
申
付
(
つく
)
る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
剩(あまつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おまけ
(逆引き)
剩
(
おまけ
)
に名高い
吝嗇家
(
しみつたれ
)
だつた作松は、仲々それに應じなかつたが、一月許り經つと、打つて變つた熱心な信者になつて、朝夕佛壇の前で
誦
(
あ
)
げた修證義が
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
剩(おまけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おま
(逆引き)
要するに、自分の眼中に置かん者の爲に一分でも時間を潰して、
剩
(
おま
)
けに不愉快な思ひをするのは下らん話だからね。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
剩(おま)の例文をもっと
(1作品)
見る
あまさ
(逆引き)
してらつしやるんだから立派なもので御座いますが、昌作叔父さんと來たらまあ怎うでせう! 町の人達も嘸小川の
剩
(
あまさ
)
れ者だつて笑つてるだらうと思ひましてね。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
剩(あまさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まけ
(逆引き)
と
最
(
も
)
う
恁
(
か
)
う
成
(
な
)
れば
度胸
(
どきよう
)
を
据
(
す
)
ゑて、
洒落
(
しや
)
れて
乘
(
の
)
る。……
室
(
しつ
)
はいづれも、
舞臺
(
ぶたい
)
のない、
大入
(
おほいり
)
の
劇場
(
げきぢやう
)
ぐらゐに
籠
(
こ
)
んで
居
(
ゐ
)
たが、
幸
(
さいは
)
ひに、
喜多八
(
きたはち
)
懷中
(
くわいちう
)
も
輕
(
かる
)
ければ、
身
(
み
)
も
輕
(
かる
)
い。
荷物
(
にもつ
)
はなし、お
剩
(
まけ
)
に
洋杖
(
ステツキ
)
が
細
(
ほそ
)
い。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
剩(まけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
剩
部首:⼑
12画
“剩”を含む語句
剩餘
剩錢
其剩餘
剩語
過剩
餘剩
“剩”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
石川啄木
作者不詳
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外